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終わりなきフラットホワイトコーヒー論争

海外暮らしってぶっちゃけどうなの!?
日本ヤバいのでは…住みやすいとか言われてるけど、それほんとなの??
巷ではそんな声が聞こえてきます。

日本物価安いから、給料安くても生活レベルは…みたいな声、、、先日この動画を見て打ち砕かれてしまいました。

特に我々クリエイターはネット環境さえ整っていれば、仕事の環境はさほど問題になりません。

むしろ「住みよい場所で仕事をする」ことが重要だと言えます。
漠然と海外移住してみたい…みたいに思ってる人いますよね??
クリエイターズマガジンはそんな人にも記事を用意しております!!!

妹の漫画ばっか描いてる僕ですが(汗)、実は妹がニュージーランドに7年近く住んでおりまして、永住権も持っている海外民なのです。
それで、ニュージーランド住むってどんな感じなの?って聞いてるうちに面白くなってきて、記事の連載を頼んでみました(笑)

ちなみに妹は「ニュージーが好き、日本にはもう住みたくない」と言っていてます…。

記事を通して海外文化知りつつ、生き方見直すきっかけにして頂けたらと思います。

終わりなきフラットホワイトコーヒー論争。

こんにちは、妹のココです。

ニュージーランド(NZ)人は、1日にティータイムorコーヒータイムを5回します。
朝食後、10時ごろ、ランチ後、14時ごろ、夕食後。
NZ人夫婦と一緒に住んで5年間、そのルーティンが崩れたら一家崩壊の危機が訪れるのではと思うほどに大切にされていた時間。

特にコーヒーが愛されていて、オフィス街にあるカフェでは、1日に3回同じ人がコーヒーを買いに来るのはもはや当たり前。
どんなイベント会場にも移動式カフェが来て、長蛇の列を作ります。
そんなNZでのカフェ探しは本当に大変。
なんたって、選択肢が多すぎるんです。

NZには9,375のCafe&Restaurantが存在しています。(2022年2月現在) 
※多くのレストランはコーヒーも提供するので、カフェとレストランの区別が難しい店舗も多い。
スーパーマーケットは3,571箇所、ハンバーガーやピザなどのFast Food and Takeaway Food Servicesは6,687店舗なので(2022年3月現在)、やはりCafe&Restaurantは圧倒的に多いです。
数字の引用元 : https://www.ibisworld.com

田舎の小さな町にスーパーマーケットが無くても、ガソリンスタンドとカフェは存在します。


職業バリスタは重宝され、平均より高い給料をもらえることが多いです。
もし、バリスタのコンペティションで優勝すれば、各地からそのバリスタのコーヒーを求めて多くの人が訪れます。

そんな舌の肥えたNZ人に一番人気なのがフラットホワイト。
フラットホワイトとは、エスプレッソのショットに、泡立てたミルクを注いだものですが、スプーンで泡を ” めくる ” とすぐにコーヒーが見えるくらい泡の層が薄いのが特徴。また、泡の層が薄い分ミルクを注ぐので、ラテに比べて少しだけミルクが多めになります。
NZの濃厚で滑らかなミルクと相まってそれはもう本当に美味しくて、口癖のようにフラットホワイトを頼んでしまいます。


バリスタの腕一つで、コーヒーが死んでしまう繊細な世界。
豆の品種によって変わる焙煎の仕方、挽き方、量、タンピングの力、水を落とすスピード、ミルクの温度、泡立て方。どれか一つでも間違えると美味しいコーヒーは出来ません。カフェの人気は、バリスタの手にかかっています。

世界最高のコーヒーを目指して。
バリスタの世界を舞台にした物語も面白いのではないでしょうか。

ちなみに、フラットホワイト発祥の地がNZなのか、オーストラリアなのかで飽く無き戦いが続いています。今では、NZの首都Wellingtonが現在のフラットホワイトを確立したとして有名ですが、発祥の地については・・・質問するのは、やめておいた方が身のためです。
そこは、フラットに行きましょう。

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