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人の年賀状を作る

年賀状を出さなくなって数年。
キッカケは「時間とお金がもったいない、と感じたから」で、今では LINE で送られてくる年始の挨拶に返信するくらいです。

年賀状の作成を全部自分でやると (年賀はがき購入 → デザイン → 印刷 ) 、ものすご〜く手間がかかります。
印刷会社に発注するとか方法はいろいろあるんですけど、既存のデザインやテンプレートが好きじゃないので、自分で1から作るわけです。

しかも、元旦に届くようにするには、12月25日くらいまでに出さないといけませんし、送っていない人から来ちゃった日にゃめんどくささ半端ないですからね。
うまいこと印刷できなかった時なんかは、得体の知れない怒りがこみ上げてきますし。
「書き損じ1枚を交換するためだけに郵便局に行くのか?」とか、いろいろ。
こういう事態や、出していない人から届いた時用のために数枚余分に購入する、とかもイヤなので。
時間とお金以上に「気疲れする」、っていうのが大きな理由かもしれません。
特に必要と感じないこと (年賀状) にお金と時間と気を使わないといけないって、何?
と思ってしまったので、やめたわけです。
( それについては、過去記事でどうぞ ↓ )

なんですけど、母から毎年年賀状の作成を頼まれるため、結局この時期は年賀状作りに時間を費やしているんですけどね。

一緒に住みはじめてから数年引き受けていますが、年々枚数は減っていまして (高齢者なので毎年数名天に召されるようで) 、今年の作成枚数は16枚でした。

とはいえ、16枚でも100枚でも、労力は同じ。
印刷する枚数が違うだけでデザインはしないといけない、っていうのがやる気をなくす要因のひとつでもあって、どうしても効率を考えちゃうんですけど、これが楽しくなくなる原因で、しかも自分で作り出しているものなので、ここは考え方を変えることにしました。

『親孝行』

これなら作業が出来る、ってもんです。

ウェブで画像を拾って構成するのでも意外と時間がかかるので、それならもう絵を描いちゃうかと、今年はペン画を描くことにしましたよ。

2024年は辰年ですが、そういうのは関係ない絵柄で

富士山を入れれば、それっぽくなるもんです。

で、これをスキャンしてフォトショで画像を綺麗に整えたら、イラレで年賀状っぽく仕上げていきます。

はい、出来上がり。

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母に持っていくと「あら〜、すごくイイじゃな〜〜い!」とご満悦でした。

差し出し面には母の住所と名前だけ印刷してあるので、宛名書きのみが母の作業となりますが、おそらく今年も12月31日にポストへ投函するんだと思います。
そしてこう言うでしょう。
「間に合った」と。

素晴らしい自己満足。
元旦には届かないのにね。
だから、昨年の作成分から『元旦』の文字を入れるのはやめました。
絶対に届かないとわかっているので。


ちなみに、年賀状をポストに入れる時のポイントについて、参考までにこちらをどうぞ ↓


今年のデザイン作業はこの年賀状作りでおしまい、となりそうです。
大掃除やらで忙しく動くのは好きじゃないので、今からボチボチいろんな事を締めくくり、のんびり年末を迎えたいと思います。



みなさまのご支援に感謝します。