間仕切りが欲しい

「家で仕事する、ってすごくない？誘惑が多すぎるから、家で仕事なんて私には出来ないわ〜」
なんてことを言われることが今まで結構あったんですけど、ワタシは不都合と感じたことは全くなく、家から移動なしで仕事が出来ることをむしろラッキーだと思っています。
確かに、家事やらの雑用をしながらっていうのは仕事に集中できないことが多いですし、１階に住む母に思わぬタイミングで捕まったりすると小１時間は話に付き合うことになるので、どこかに通って仕事をする方が有意義に効率良く仕事が出来るんだろうとは思います。
まぁ、ワタシの場合は家以外の選択肢がなく「生活の中で仕事とのリズムをうまいこと調整して快適に過ごす術を身につける」っていうのをやるしかなかったわけで、それがやっとのこと習慣になって問題なく過ごせるようになり現在に至る、って感じなんですね。

自分が過ごす環境は常に好きなものに囲まれていたいっていうのがワタシの考えで、そういった空間さえあれば問題ないというか、逆を言うとそういう場所じゃないと意欲が湧かないので、「快適な空間を確保出来る家で仕事をする」っていうのが、ワタシにとってはベストなわけです。
環境に左右される人間ですから。
目に入るものが心地よいものじゃないと気が滅入る、好きなものを見ていれば元気が出る、っていう単純な生き物なので、今住んでいる家を建てる際には、楽しめる空間を創り上げることに、ものすごくこだわりました。

階段を２色にしたり

１０種の壁紙で各部屋を別空間にしたり

扉の色も変えたりして

やってよかったと心底思いますし、これに応えてくれた工務店さんには感謝しかありません。

この出来上がったベースにインテリア等でテイストを付け加えていき、空間を更にいい感じにしていくわけですが、現段階ではだいぶ味が出て来てお気に入り度が増してきている途中、といったところです。
中でもつい先日手を入れたアトリエ部分を整えている最中で、ここは力を入れて取り組んでいる場所のひとつです。
そこで、更にアトリエ空間を心地良くするために、アトリエとリビングの境目に間仕切りを作ることにしました。

アトリエ側からリビングが見えているのと見えていないのとでは、だいぶ気持ちが変わります。
こういうリビングの様子が丸見えになっているよりは

間仕切り的なものがある方がいい気がしましてね。
リビング側から見える景色も同じことが言えますから、リビングとアトリエの境目にある下がり壁部分に

カーテンを取り付けることにしました。

まずはカーテンを下げるレールを設置しないといけないんですけど、前にもnoteで書いたようにカーテンレールの滑り具合が自分にはイマイチなのと、みてくれも好みじゃないので、寝室に取り付けたカーテンと同じように、ステンレスパイプをカーテンポールにしたいと思います。
寝室に取り付けたポールについては「ただ取り付けた」と書いただけで、ステンレスパイプを塗装したことなんて一言も書きませんでしたが、今回はそこからお伝えしていきます。

ってことで、下がり壁部分のサイズを測り必要な長さを出して、ステンレスパイプを買いに行くんですけど、これがまた厄介でしてね。
ホームセンターで売っているパイプは長くて１８２cmで、ワタシが欲しいサイズは２１４cmなんです。
職人さんが行くような店にある３６４cmじゃないと足りないわけだ。
仕方がないので、その３６４cmを販売店で２１４cmにカットしてもらい、軽トラに乗せて持ち帰りました。

パイプ受けは、パイプの取り外しがしやすいD型のタイプにしましたよ。

で、これらをウチのボスに塗装してもらいまして、こんな感じに

アンティークゴールドっぽく仕上げてもらいました。
それを壁に取り付けて

パイプを乗せればOKです。

お次はカーテンなんですけど、間仕切りということは部屋の壁になることと一緒で、面積が広いため色と柄がとても重要になるので、ここは慎重に選ばないといけません。
でもね、もうこれしかないっていう柄をネットで見つけてしまったんですよ。
それが、コレ

もう、一目惚れです。
一応調べましたよ、どれくらいするのか。
高いに決まってるんですけど、一応ね。
そしたら

もう、無言。
「送料無料！！」とか、全然響かないし。
即、あきらめました。

カーテンがぶら下がっていないパイプを見つめて、「いつになったらカーテンがつくんだろう」とつぶやく日が数日続いたある日のこと。
うちのボスが「そういえば、カーテンどうした？」と聞いてきたんですね。
「サイズ的に買うと高いから、作るしかないかな？と思ってる」と答えると、
「じゃあ、アレがいいんじゃない、アレ。なんていうヤツだっけ」
「何？アレって」
「アレだよ、アレ。コメリッコ！」

コメリッコ？

「コメリッコ、って何？」
「違うか。なんかそういうヤツだよ。あ〜、マメリッコだ！」
「･･･」

マリメッコ（Marimekko）ね。

な〜〜に〜〜〜〜〜！？
Marimekko？
いいの？
高いけど？！

ってな感じで、布生地を速攻調べましたよ、ボスの気が変わらないうちに。
すると、「１０cm ６４０円」っていう、これまた目を疑う数字が目に入ってきましてね。
「ダメだこりゃ」と肩を落としていると、「これにすれば？かわいいじゃん。高くても気に入ったヤツにした方が絶対いいよ」と、神のようなお言葉が聞こえてきたので

ポチッとな。

数日後、４.３ mの「Marimekko シイルトラプータルハ」が届きました。

これでカーテンを作ることにします。

この続きは、また後日。

続きはこちら↓