間仕切りカーテンを作る
値段を見てぶっとんだ Marimekko のカーテンは買えないので自作することにした、っていうのを先日書いたんですけど、その続きです。
購入した布の幅は約145cm、両端の無地部分が片側4cm あるので、実質幅は約137cm になります。
カーテンポールの長さが214cm なので、カーテンもその幅分必要なんですけど、布の実質幅は約137cm 。
ってことは、縫い合わせないと足りないわけです。
カーテンの長さは208cm で、縫代分を計算して布地は4.3m 購入しましたから、簡単に言えば、4.3mを真っ二つに切ってサイドを縫い合わせちゃえばいいだけなんですけど、それだと幅が広すぎてカーテンを閉めた時に柄が歪んでキレイに見えないんですね。
そこで、まずは布を広げて柄を合わせてみると、「布幅145cm+その半分くらいの布幅」で間に合いそうなので、縫い代分を考えて半分よりやや広め(74cmくらい)に裁断することにしました。
余談なんですけど、前回の記事では触れませんでしたが、パイプを塗装した後にパイプ受けに乗せようとしたところ「パイプ受けに入らない」っていうハプニングがありましてね。
これは、完全にワタシのミス。
パイプ受けの厚み分を計算しないでジャストサイズにカットしちゃったもんで、せっかくキレイに塗装したのに「金属切断用のノコギリで1cm だけ切る」「一部塗装が剥がれる」っていう、ボスにはとても申し訳ないことをしてしまった背景がありまして、「長さを測って裁断する作業には十分気をつけないと」っていうのを学んだわけです。
ってことで、話を戻します。
パイプ受けの幅3cm 分はカーテンリングが掛からないので
左右分6cmを引くと、カーテンポールの有効部分は206cm。
ということは、カーテン幅も(ヒダなしで作るので)その長さあればO Kということになります。
カットした布を縫い合わせれば布幅は219cm(うち縫代分は約13cm)になるので、計算上はピッタリになるわけですね。
(ちなみに、洗濯すると布は少し縮むんですけど、それは特に気にせずジャストサイズに作ります。)
で、早速裁断して
並べてみると、こんな感じに。
アレ?
なんかおかしい。
あ、つなぎ目の柄が切れているのか。
ってことで、裁断したもう一方を並べてみると
「お〜、こっちだな」と、こちら側の布に決定しました。
が、皆さん気付きましたか?
そうです。
半分よりやや広め(74cmくらい)に裁断することにしました。
って、さっき書きましたよね。
ってことは、こっち側はちょいとせまいわけだ。
「やっちまった」
時すでに遅し。
覆水盆にかえらず 。
もう手遅れ。
どうしようもない。
ドンマイ。
両サイドに不本意な隙間のあるカーテンに仕上がる、という現実をなんとか受け入れ、気を取り直して製作を続けます。
ミシンで縫う前に、布の縫い代に折り目をつけていきますが、アイロンだと手間がかかるので「クロバーのシームオープナー」を使ってしっかりと折り目をつけていきます。
サイド同士を縫い合わせた部分は後ろから丸見えになるので、キレイに始末したいところです。
縫い合わせた片方だけを幅5mm くらいに切り
もう片方(幅1cmくらい)でくるんで縫いました。
次は、1枚になった布の両側と裾を縫います。
白生地の部分は白糸でいんですけど、柄部分は違う色の方が良さそうなので、ブルーをチョイスしましたよ。
最後に、カーテンフックを取り付けるためのカーテンテープを縫い付けて
フックを入れれば完成です。
ポールにリングを通して
出来上がったカーテンを下げてみると
お〜〜〜〜〜!上出来じゃないか。
隙間があるけどな。
気にするな。
ってことで、間仕切りが完成です。
みなさまのご支援に感謝します。