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点描画のワークショップ

おかげさまで、絵のワークショップを再開することになりました。
昨日は、全員マスクを装着しての開催となりましたが、暑さと息苦しさにも負けず、上級編の「点描画(花)」を無心に描いてくださいましたよ。

今回は今までと違い「点で描く」ということから、細かさと集中力がキモになります。
使用するペンは、一番細いペン先0.03ミリ。

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これくらい細いと、筆圧をかけるとペン先が潰れてしまうため、力の入れ具合に気をつける必要があるので、休憩を入れながらゆっくりと描き進めてもらいました。

下書きに1時間弱、ペン入れに2時間強で、ここまで仕上がりましたよ。

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三者三様、違う表情の花が生まれましたね。
続きはお持ち帰り、ということで、家でゆっくり描き上げていただくことになりました。

点描画を描くポイントは、とにかく「急がない」ことと、「長時間描き続けない」ことです。
ただ点を打っていくだけではなく、バランスを見ながら隙間に点を入れていく感じなので、点を打つ密度やペンの太さを変えて描きます。
そのために、「急がない」というのがとても大事なんですね。
油断すると真っ黒になってしまったり、点が散らばらずに模様のようになってしまうことがあるからです。
更に大切なのが、「休みを入れる」こと。
ワタシが点描画(密画)の制作をする時は、作業時間は1日6時間までと決めていて、同時に1時間おきに休憩を入れることにしています。
じゃないと、右手が使い物にならなくなるからなんですね。
思った以上に握力を使うので、手を休ませる時間をたっぷりとらないと、長期間の制作は無理なわけです。

そんなこともお話ししながら点描画(花)を描いていただき、上級編最終のテキストが終了したんですが、「点描、楽しい〜」とのお声を頂きまして、さらなるステップアップを目指し次回も点描画を行うことになりました。

有難いことです。
早速来月、点描画第2弾開催が決定したので、新しい教材を作りたいと思います。

みなさまのご支援に感謝します。