無地の箱に絵を描いたらいい感じに出来上がった
無地の箱に絵を描きはじめて、ここまで出来たという記事がコレで ↓
『すべての面にメインとなるキャラが描き終わり、次は背景』っていうところで止まっていましたが、その続きです。
各面の背景を描いていきます。
まず、(ドローイングペン)0.05mm の太さで描いてから
0.1mm で縁取り線を描きます。
隣の面につながるように描くと、こうなりました。
描きづらい段差部分が美しくなくて、とっても気になりますけど。
こういうつながり部分は葉っぱ系がとても便利なのでよく用いています。画面を自然に分割できますし、いろんな種類を描いてもガチャガチャすることはほとんどないので。
もちろん、大きさや配置には気をつけないといけませんけどね。
反対側の2面にはキノコを描くことにしました。
つながり部分もキノコで
更に、葉っぱを加えていき
フタ部分の側面にも描き加えます。
で、フタには葡萄を描くことにして
フタとのつながり部分 (各面) には葉っぱを描いて、全体がまとまるように整えれば
完成です。
フレンチブルドッグの下部分は、葉っぱではなく『 ◯ 』を描き入れました。
シャボン玉のような、光のような、ぼやける感じに仕上げられるのがとても便利で、これもまたよく活用している柄のひとつです。
ここで、描き方について少し触れたいと思います。
先にも言ったとおり、『細いペンで描いてから太いペンで縁取りを描く』のが基本ですが、場所によって太さを変える、というのも大事なポイントです。
手前のものは太く、奥にあるものは細く、といった感じで。
この画面 ↓ でいうと、キノコは細い線で、カエルはそれよりも太く描いています。
キノコが遠くにあるように見えませんか?
リアルな絵柄なら、線の重なり等描き込みによって陰影や遠近を表現できたりしますが、あっさりな線の絵柄の場合は、線の太さを変えるのが一番整った仕上がりになります。
あっさりな線なだけに、ひとつひとつのラインを丁寧に描かないと美しくは仕上がらないので、それはそれで大変なんですけどね。
インクが擦れてしまった部分は
練りゴムを使って汚れた部分を取り去ればいいんですけど、残念ながら今回は全然うまく取れませんでした。
箱の材質によるものだと思います。
描き終わった後そのまま放っておくと数時間生乾きのまんま、っていう、表面に薄いコーティングがされている感じなので、ドライヤーでインクを完全に乾かさないと次の作業に移れない状態でしたから、この箱にペン画を描くのは今回で最後ですね。
ちなみにこの箱は、ダイソーで販売されているギフトボックスで
箱としては抜群の強度があるので、普通に使うのならオススメですよ。
無地の箱や紙袋なんかに絵を描くのは楽しいので、息抜きがてらまた、ちょいちょい遊びたいと思います。
先日落書きした米袋 ↓ ですが
米を入れたら、こうなりました。
いい感じ。
みなさまのご支援に感謝します。