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オリジナリティ

「絵」を描き、「文章」も書き、時には「お話」なんかも仕事にしていましてね。
絵描きとしてはワークショップを行い、モノ書きとしては記事を書き、ベシャリでは哲学のお話をしています。

この3つは深い所で繋がっていまして、すべては『癒(いやし)&愉(たのしみ)』へと結びついています。
この『癒しと愉しみ』というのはワタシ自身の “目指すところ” でもあり、これが制作のテーマともなっているわけですが、絵に関していえば、見る人の心が動くもの、絵に興味のない人でも思わず立ち止まってしまうような絵を描きたいと思っていましてね。
見た目のインパクトや面白さというよりも「技術による驚き」で癒しと楽しみを表現したいと思うんですが、出来上がる作品はどうもまとまりすぎてしまって、絵としての印象が弱いと感じるんです。

コレがずっと続いています。
「アユミといえばコレ」みたいなのがないんですよ。表現の仕方、主張、何をどう伝えたいのか、まさに暗中模索の状態。
「見る人が喜んでくれる絵を描こう」としすぎて創り上げてる気がするんです。人に好かれるようにペコペコする感じは大嫌いなはずなんですけど、なんか遠慮しているというか、まさに主張がない。

「何かに取り憑かれたように描く」なんてことはないし、「これしか描きたくない」なんてのもなくて、正直言うと別に「描きたいものはない」んですよね。
絵描きのくせに、って感じですけど。
じゃあ「これ描いてください」って言われれば喜んで描くのかっていうと、それはそれであまり気が乗らない、っていうね。

なんかこう、まだ真髄が見えていない感じですが、制作する絵はすべて全力です。
まだまだ修行中。
人生は、ずっと学びですな。

みなさまのご支援に感謝します。