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多肉祭り

週末に親戚の用事で外出することになり、朝早くからせわしなく動いていたんですけど、昼過ぎには全ての用事が済んだので休憩がてら植物でも見に行こうか?となったんですね。

というよりも、ウチの植物男子のボスが既にリサーチしていて「ここに行きたい」っていうところを見つけていたわけです。
「どうしても、行きたい」と。
でっかいビニールハウス数棟にサボテンと多肉植物だけが栽培されているところで小売をしている生産者さんがいらっしゃる、というので「じゃ〜、行ってみようか」となったんですよ。

田舎風景によくある広〜い畑一帯の土地に入っていくんですけど、ホントにこんなところで販売所があるのか?っていう場所なんですね。
どこが駐車場なのかもよくわからないので、どうしたら良いのかわからずノロノロ運転で進んでいると、何棟もあるハウスの一画に1台だけ車が停まっていたのでその隣に横付けして、そこにあるハウスの様子を見に行ってみることにしました。
どれがどれだかわからない中、ひとつのハウスの入り口に携帯電話の番号が書かれていまして、「用があったら電話してくれ」的な感じだったので電話してみたんですけど、全く応答なし。
泥棒みたいにコソコソ入るのもなんだし、販売してくれるのかどうかもわからないので、応答があるまで(15分の間に数回)電話を鳴らし続けたんですけど全く繋がらなかったため、仕方なく諦めて帰ることにしました。

13:00まで待って誰も来なかったら帰ろう、と決めていたんですよ。
最後にした電話も応答がなく、「ダメか〜」とものすごく残念そうにため息をつくボス。
車のエンジンをかけてギアをバックに入れ、サイドブレーキを外してゆっくりと車を後進させはじめると、違うビニールハウスからメガネのおばちゃんがひょっこり顔を出しました。
「あ、誰かいる」とワタシが言うと、車から飛び出しておばちゃんに駆け寄るボス。
すると、二人でサボテンと多肉がいっぱいのビニールハウスへと歩いて行っちゃったので、車を停めなおしてワタシは後から追いかけることになりました。

まさにここが小売り販売の場所で、メガネのおばちゃんが販売者さんでした。
あと数秒タイミングがズレていたらこの地を後にしていたわけですから、なんともラッキーでしたよ。

ハウスに入ると、おばちゃんからはこんな説明が。

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「この辺は150円、小さいのは20円。あとは値段がついてるので、適当に箱に入れてもらっていいですよ。小さいやつはピンセットで抜いてください」と。

「ピンセットで、抜く?」

育苗トレーに直に植えてあるちっこいヤツはピンセットで抜いちゃって、ってことらしいんです。
「そうなんだ!」っていう驚きしかなかったんですけど、後から続々来られた方達がなんの躊躇もなく入り口でピンセットを手にして、箱に数々の苗をぶち込んでいましたから、ここでは当たり前のことのようです。

だって、こんなんですよ。

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このすごさ、伝わります?

ハウスの外にも並んでいて

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見てるだけでテンション爆上がりです。

こんな場所が家の近くにあったらどんなにいいかと思うんですけど、ここは群馬。
近くにあったらあったで行き倒して我が家は植物園になるだろうことを予想すると、高速乗って2時間くらいかかる所でちょうど良いのかもしれません。

で、今回手に入れたのがコレ。

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あまり見かけたことがないものを中心に購入しました。

ボスが早速植え替えてくれたので、しばらくは室内で愛でて楽しみたいと思います。

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