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下絵作業止まる

空を眺めていると、時間の窮屈さを忘れられるというか、時間に追われることのもったいなさを考えさせられるというか、とにかく全力でボーッとしたい時には空を眺めたくなる自分に気づきます。
っていうか、右手を軽く負傷して使えないでいるので、窓から空を見ながら作業をどうするか考える、みたいになっているだけなんですけどね、今は。

週末、スーパーへ買い物に行く際に、軽トラに乗り込んでドアを閉めようと右手の指を取手に引っ掛けてグイッと引くと、指がズルッと滑って離れ、中指1本だけでドアを引くことになり、「ピン!」という音が体中に響きましてね。
なんかこう、筋の音というか、イメージでいうと「アキレス腱が切れる音」みたいな。
アキレス腱を切ったことがないので切れるとどんな感じなのかはわかりませんけど、よく「音が鳴る」って聞くので、そんな感じかなと。
勝手なイメージですけどね。
かといって、手がブラブラするわけでもなく激痛があるとかでもないので、筋がおかしくなっただけだとは思うんですけど、薬指、小指に力を入れると肘までのラインが痛むんですよ。
指はじんわり膨れるし、手首をひねるとすごく痛いし。
親指、人差し指、中指の3本だけで何かを摘む感じなら大丈夫なんですけど、この3本を固定するための2本(薬指&小指)が不自由だとペンが握れないわけですね。

すごく困る。

コンペに出展する気マンマンで下絵となる図形も書き上がり、あとはトレースすればペン入れができる、っていうところまでいっているのにこれですよ。
実は、イラストボードには書き写したんですけど、ボードのサイズが小さくて絵がこじんまりしてしまってイマイチなので↓

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大きいサイズに書き直すことにしましてね。

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こっちの方が画面に余裕が出て空間が生きるので、面倒でも書き直すことにしたわけですが、手が使い物にならず全然進めないっていうね。

この「モノは揃っているのに何にもできない」っていうのが、実にもったいない。
まぁ、他にもやることがあるのでそっちをやればいいんですけど、サイズが大きい分制作に時間がかかるため、なる早で取り組みたい心理状態なわけです。
なのにそれができないので、この虚無感的なやるせなさから知らず知らずに空を眺めて考える、っていうのをしているんだと思います。
で、更に、「書くべき下絵を貼り付けているだけのイラストボード」をただただ見つめるわけですよ。
すると、あることに気づきましてね。

「こんなデカい絵、どこで描く?」と。
ボードのサイズはB1(1030×728mm)で、これを70cm角に切る予定ではいますが、机の奥行きは60cmなので余裕ではみ出します。
今更なんですけどね。
「マジどうする?」って感じなんですよ。
不安定な場所では描けないので地べた(床)で描くことになりそうな気はしますけど、そうなると体勢的にキツイのでババア的には避けたいわけだ。
図形を小さくしてサイズダウンすれば解決するモノじゃなく、このサイズだからこそ意味があるので、ここは新たな制作に取り組む姿勢でいろいろ改善しながら進めていこうと考えています。

右手が回復するまでは「やらなければいけないこと(確定申告)」に時間を使うことにして、それまでは頭の中でイメージを描いて本番に備えたいと思います。

みなさまのご支援に感謝します。