見出し画像

ワークショップが出来る、という幸せ

ペン画に興味のある方に最初にご案内するのが、紙製コースターに描いていただく「パターンアートのワークショップ」で、昨日は2名の方が参加してくださいました。
普段から絵や文字をよく書かれているようで、線に迷いがなくとてもスムーズ、いつもよりも速いペースで進みましたよ。

画像1

画像2

パターンのお手本を見たまますんなり描けてしまうので、練習もあっという間に終わりまして、早い段階で本番のコースターへと進みました。
途中、別レッスンも加わり、テーブルはこんな感じに賑やかに↓

画像3

画像4

トータル2時間半くらいで、コースターは今までで一番数が描き上がり、カラーペン、ホワイトペンの作品も加わって、全く異なるタイプの作品たちが出来上がりましたよ。

画像5

蒸し暑さとマスクの息苦しさとで集中力がどうか?と気になっていましたが、そんな心配は全くいらなかったようです。
更に先に進むことになり、来月「本格的マンダラアート」開催が決まりました。

画像6

美味しいパンランチをいただきながら、しばし歓談。
氣學のお話をちょいちょいぶっ込みながら自分の宣伝をしつつ、真面目な話なんかもしたりして、楽しい時間を過ごさせていただきました。

画像7

コロナの影響で世界各国の文化セクターが大きな打撃を受けて、文化芸術関係者の活動の仕方に大改革が必要となっています。
美術館や博物館は所蔵作品を公開したり、ミュージシャンはオンラインでコンサートを開いたり、無観客公演の劇場中継、水族館や動物園の映像公開など、いろいろインターネットで見られるようにはなっていますけど、直接肌で感じるという感覚は仮想空間(インターネット上)では代替え出来ません。

ドイツでは早くに、収入減に直面する文化施設や芸術家に対する大規模な支援を約束し、運営資金や個人の生活を維持するための資金も用意して手厚い支援策を打ち出しました。(4月上旬には助成金が振り込まれ)「アーティストは(社会にとって)不可欠であるだけでなく、とりわけ今は、生きるために欠かせない存在だ」と大臣が言い切りました。
他にも、フランス(芸術家・作家に)、イギリス(文化セクターで活動する個人向け等に)、アメリカ(全米芸術基金が非営利芸術団体を対象に)が緊急支援を打ち出しています。

日本はどうでしょう?
芸術文化セクターや個々のアーティストの活動が破綻するかもしれない、という危機感はないんでしょうかね。

個人としては「今出来ることを全力でするだけ」ですけど、舞台芸術なんかは作品の上演のみならず稽古までも難しいことを考えると、「ワークショップが出来るだけで幸せ」と深く実感しています。

みなさまのご支援に感謝します。