永遠と膨張する話
雨の日の土や大地が濡れた香りや、水がいろいろなものを打つ音が、好きなタイプです。たまにわざと雨に打たれたい、変わり者のあつしです。こんにちは。
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さて、
いつも見上げている空の、
宇宙のことについてちょっと書きますね。
まずこの宇宙がはじまったのは
138億年前のビッグバンによるもの
と子供の頃に習ったはずですが、知ってました？
子供のころの私は
そんなこと言われても疑問だらけで
ポカーンでしたけど。（今もですが。笑）
138億年前っていう、想像すら絶する時間も
はなはだ理解しがたいですが、
なーんにもない”無”のところから
爆発？が起きて空間が広がっていった
って、言われましてもねぇ。。。（汗）
まぁ、誰にも解りえないことなんだろうし
そう解釈するしかまだ誰もわからないってこと
なんだろうなぁくらいに思ってたんですけどね。
そして、
夜空に瞬く星の光って
過去に光ったものが長い時間をかけて
地球に届いているものを見ている
って聞いたことありますか？
これもおそらく子供の頃に
そう教わったと思うんですけど、
大人になってからも
なんとなく理屈はわかるけど
とっても不思議だなぁ～って感じてました。
地球から遠い距離を
「何光年」っていう言い方をしますが、
それは、
光の速さを超えるものが事実上存在しないので
単位として使っているのだそうな。
現在、観測ができている最も遠い天体（銀河）の距離が
135億光年とのこと。
つまり、宇宙がはじまって間もない頃の光が
いま観測できている、ということらしいんですよね。
135億光年もかけて、こちらの地球に到達した光
なわけですが、
もうこの辺りで理解があやしくなってきませんか？（笑）
例えば、今から30億光年前の地球では、
その光はまだ到達していないから、見えないということ？
この疑問は
割りとすぐに解決しましたけどね。
（頭の軽い私でも、割とすぐに。笑）
宇宙がはじまった時から空間が広がっていった
と考えると、
ずっと昔から光は見えていた（観測可能だった）ことになります。
地球視点で考えたなら、
星がどんどん遠ざかっていくようなイメージ。
～～～～～～
で、
なんと宇宙は膨張し続けている
ということが研究の結果でわかっているそうです。
すなわちそれは、
先程のように、
星がどんどん遠ざかっているという意味。
でですよ、
さきほど観測”可能”な現在もっとも遠い距離って
言ったのですけど、
宇宙の大きさって
138億光年よりももっともっと大きいんですって。
もうね、具体的な距離なんて理解不能になるだけなんで
どうでもいいんですけどね。（笑）
とにかくそれよりもとても大きい。
なので、135億光年先に見えている銀河の光も
いずれ見えなくなってしまうんですって。
遠ざかってる（膨張してる）から。
で、で、
なんとこれがまた、
光速を超えるスピードで膨張しているんですよ！
この意味が伝わるかな…、
ゴールに向かって何よりも最速で走っているのに
行けば行くほどゴールがどんどん遠ざかっていくという
なんとも漫画のような話なんです。
（これで伝わるのかな。笑）
実際には遠い距離の空間ほど
膨張スピードが速くなる、
ある一点から円状の、一定の距離を離れると
光速を超えてしまうらしいです。
それが”ハッブル球”とか”ハッブル体積”
って呼ばれているんですけど、
要するに、その円の外側には出ることも不可能だし
観測すらもできないということ。
いまのところそれが、
138億光年ってことらしいんですよね。
ただ先ほども言ったように
宇宙全体が膨張しているわけですから、
いま円の中に見えている光、天体も、
いずれ見えなくなり、遠くに行ってしまうという…。
いや、
私の理解のスピードが追い付けませんて。
～～～～～～
さぁ、
そう考えますと、
私たちのいる”空間”って
いったい何なのでしょうか。
いまこの瞬間も空間は膨張しているのです。
空間が膨張するのに
そこにある物質、私たちや天体などは
膨張しているわけじゃないので
不思議に思いませんか。
あるいは逆に、
宇宙の全体の大きさを俯瞰してみて
大きさを固定して考えてみたなら
どうでしょうか。
密度が薄くなっていくわけですから
宇宙の中にあるものが
それぞれどんどん小さくなっていくわけですね。
イメージ湧きますか？
私たちは、目の前に空間があって
そこに存在しているわけですが、
全く無の状態からはじまって
大きさが変わってしまうようなものが
”空間”みたいですね。
こんな感じの話
永遠としちゃいそうな気がする…。
永遠と膨張する話。（笑）
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