『明治神宮大会で見つけた光る高校球児~1~』

 今回から、明治神宮大会で見つけた好投手を数名紹介していきたいと思います。

 中京大中京が優勝した今年の明治神宮大会。

 この大会で一躍脚光を浴びたのが中京大中京の高橋宏斗君でしょう。

 初戦の2回戦、明徳義塾との対戦では、7回を10奪三振被安打4という完璧に近い投球(チームは7回コールドで勝利)。

 続くベスト4の天理戦では2番手で登板。4イニングを投げてサヨナラ勝ちに貢献。

 そして決勝戦、4イニングを何とノーヒットリリーフで胴上げ投手となりました。

 そして準優勝の健大高崎からは左腕投手下君。長身から繰り出される投球は印象度抜群の投手でした。

 初戦の倉敷商は、延長10回を1人で投げ抜き勝利。そして続く明豊戦はタイブレークで登板し無失点に抑えます。

 準決勝の白樺学園では2失点完投で決勝進出に貢献。決勝では登板機会はありませんでしたが、2完投(1つは延長10回)していたので、無理をさせずに登板させていません。

 来春の選抜甲子園が非常に楽しみです。

 そして最後は天理の1年生、達君です。

 身長は1年生ながら192cm。長身投手に多い速球派の投手かと思いきや、いやいや技巧派というか巧いというか。

 フォーム的には課題もありますが、大好きな投手になりました。まだまだ1年生、これからが非常に楽しみです。

 ではまずはこの3投手のフォームをご覧下さい。

https://youtu.be/CjWsgQfGGAw

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