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オンラインサロン俱楽部Baseball-Station㉔『ドラフト指名選手検証パート⑥~苫小牧駒大伊藤投手~』(1,464文字、動画37分16秒)

 シリーズ6回目は北海道日本ハムファイターズに1位指名されました、苫小牧駒大の伊藤大海投手です。

 駒大苫小牧高校出身、176cm82kgの右腕投手で珍しい左打ち。

 球種はMAX155km/hのストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボール、フォーク(スプリット)、ツーシーム。

 駒大苫小牧高校時代は2年春に選抜甲子園に出場。その後、駒大に進学するも中退…

 苫小牧駒大に再入学している。大学では全国大会にも出場。侍JAPAN大学代表にも選出されている。

 実は私事ですが、伊藤大海投手は私のTwitterをフォローしてくれていて、以前DMのやり取りもしたことがある投手で注目していた投手でした。

 順調に成長し、今ドラフトで北海道日本ハムファイターズから1位指名されるまでになりました。

 自身もTwitterやYouTubeなどで情報発信を行い、非常に珍しいタイプの選手かと思います。

 しかしそれだけ勉強熱心で、自分の意見がしっかりしていないと情報発信できないと思います。

 これだけ知的派の選手がNPB入りし、どう活躍するか?今から非常に期待しています。

 そんな伊藤投手の野球太郎での評価は…

✅9点

✅『自分を熟知した変幻自在のテクニシャン』

✅軸脚を使った重心移動、テイクバックでは右肩を下げながらの重心移動のため肘の位置が低く見えるが、両肩の高さまで上がっているので問題なし。
✅胸の張りも素晴らしく、そこからリリースに移行するがリリースで理想はもう少し肘が伸びて欲しいところ。
✅これは水平軸で回転させたい投手に多く日本ハムに入団した吉田輝星投手も同じ。
✅このリリースだと肩の内旋ストレス、肘の外反ストレスが大きくなり易いので注意が必要。
✅ただこのリリースだからこそ落ちない直球、落ちるスプリット、縦と横のスライダーといろんな球種を投げることができる。
✅変幻自在の球種を操りNPBでは即戦力か。

 と分析しています。

 フォーム的に気になるのはリリースです。ただ良くなってきているのかもしれません。何と高校時代のフォームも紹介しますので、そこでの比較で分かるかと思います。

 それと球種について今回解説していきたいと思います。

 ある動画で解説してあるのが、スライダーとカットボール。

 この中でもスライダーに課題というか、はっきりした方がいい内容がありますので、その辺は動画を交えてお伝えしたいと思います。

 では解説に入りたいと思います。

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