マリリン

幼少期の虐待経験を乗り越え、デザイン専門学校を首席卒業。 デザイナー、IT企業の部長を…

マリリン

幼少期の虐待経験を乗り越え、デザイン専門学校を首席卒業。 デザイナー、IT企業の部長を経たのちにMBA取得。会社を設立し、代表取締役に就任。 サバイバーとして生き抜いてきた経験を生かし、YouTubeでアダルトチルドレンへ向けた「Reスタートチャンネル」を発信中。

最近の記事

父への弔辞

昨日、私の父が亡くなったことを知りました。 私の耳に入ったのはだいぶタイムラグがあり、葬儀もお墓もわからないといったサバイバーらしい私ではありますが、形式ではなく、気持ちからふとお別れを言いたくなり、弔辞を書きました。 弔辞 私は、私の人生を言葉と暴力でねじ伏せようとする母と20歳のあの日にお別れすることが出来ました。 それは、必然的にお父さんとの別れでもあるわけで… なんで守ってくれなかったのという恨めしい気持ちが半分。育ててくれた感謝が半分。 トランク1つで家を出

    • 虐待サバイバーの子育て

      虐待を受けて育った人が、子育てをするのには勇気がいるし、怖いと感じることもたくさんありますよね。 先日、お会いした方も妊活を決意したけれど、自分の育った環境を考えると不安があると悩まれていました。 私の経験から振り返ってみると、自分の家庭や自分がされてきた事が異常なことであったということをまず、認めることが第一歩だと思っています。 その異常であったという事実を受け止め、ではどうしたら健全な子育てが出来るんだろうと色々勉強しました。 もちろん自分に向き合い癒すことも含めて。 そ

      • 書くということ

        YouTubeで発信している「Reスタートチャンネル」の相方のりゅーがブログをずっと書いてきてます。 そのブログから、いろいろな出会いが生まれたり、救われる人がいるということを目の当たりにして、私も少しづつ書くことをしたいなぁと思いました。 現在、仕事と大学院とYouTubeでいっぱいいっぱいになっていましたが、書くことも諦めたくないなぁと思った日でした。 自分の体験とか少しづく書いていきたいです。

        • くるみ割り人形と私

          くるみ割り人形が大好きな私。 子供のころ、とても大事にしていたくるみ割り人形を母にデパートのトイレに捨てられました。 心に穴があいた感じでなかなか立ち直れなかったです。 大切なぬいぐるみやおもちゃも、気分次第で壊されたり捨てられたりし続けていました。 そのうちに、最初から好きにならなきゃ良いんだと思うようになりました。 与えられてもうれしいなんて思わないようにしようって。傷つかないための防御反応ですが、切なかったです。 そして今、親元を離れた私はくるみ割り人形を好きなだけ購入

        父への弔辞

          志を胸に

          虐待を受けて大人になった人は自己肯定感を持ちづらいというのは、よく言われますが、情報量のインプットの違いもよく感じます。 世間で一般的と認識されているものが、情報としてごっそり抜けていたりします。 以前はそんな自分を恥るような気持ちがありましたが、得られなかったことより、これから得られるものに目を向けようと思い直し、学び直しています。 私のそんな人生が少し好きになっている今日この頃。 何かを獲得した状態が素晴らしいという考えもありますが、獲得しようと前に進むその姿が人間らしく

          幸せの第一歩

          もう幸せの歩みの中にすでにいるのに、新しい一歩を踏んで、また幸せになるんだ。

          幸せの第一歩