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あの世からの手紙

パパはあなたに謝りたい。

ずっと寂しい思いを
させて来たんだね
パパは、どうしていいのか
わからなかった。

我が家にはじめての女の子、、

まだ、君と会話という会話が
できない頃、、
小さい君と
一緒に寝たり、膝にのせたりと
すごくかわいかった

一度バイクに乗せて
幼稚園に送ったね

その記憶はパパにはあるよ。

でも、会話ができるようになると
何を話してよいのか
パパはわからなかった

男兄弟が多く、
口を開けば喧嘩だ、、
それが当時のパパのコミニケーションだったんだ

だから、おんなの子が生まれた時
正直どう接していいのかわからなかったんだよ

そんなに寂しい思いをさせたことにも
気づけずごめんね、、

成人した君に
男として生まれてきたらよかったと
言ったことも覚えている

女の子はいつか離れて行ってしまう

パパはずっと君と居たかった
自分にそっくりな娘だった…

パパも、晩年とても寂しかった

何か口実に素直になれず
いつも用事を言いつけて
それを理由に会いたかったんだ
パパもとても寂しかった…

この寂しさを、、
君にもさせていたんだね

結果、、自分のことだけで
いっぱいになっていたパパを
許して欲しいって思っていない、、

君が幸せになること
今ならパパは本当に祈っている

絶対に幸せな人生になれるよ
パパのために使った人生をお返しするね

ありがとう

しあわせになるんだよ
いつも見守っているからね

また、お手紙送るね。
愛しているよ

パパより






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