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WtWについて

“WtW”
油田からタイヤまでって一時流行ったマツダの“Well To Wheel”論文のことだが、未だ電気自動車の優位をあれこれ言って煽るのが多く、また各国の政策だってそれが正しいことのように振る舞っている。
しかし、技術の進歩?とは裏腹に電気をはじめとしたエネルギー事情がロシア・ウクライナ前と後で劇的に変わったことを加味すれば(しなくても同じだが)EV全体の鎮具破具は、Co2排出権ビジネスに大きく偏ったカタチでゴリ押しされた流れでしかない。
流行りに乗ってEVに殺到することが、地球・自然環境のためと宣うそれが如何に怪しいものかを精査すべきではないかと思っているが、まあそもそもCo2絡みのあらゆる出来事が騒げば騒ぐほどに金になるわけだが、そのCo2における様々は根っこにある真実として我々の排出するものによって気候変動をはじめとしたこれまたその界隈で騒がれていることに直結しているのかと言うことさえ怪しいわけで、各々何を軸にどんな正義をもって主張展開されているのかが大いに気になるところでありますが。
EVオンリーを歌い2035年以降輸入しないだったかの欧州議会が突然それを静かに撤回したことなども裏にあるロシア・ウクライナに関連したエネルギー事情と再エネ依存度を上げるほどに首が締まる危うさに加えどんなに急いで世界の主流になりそうな進化系核融合における発電がそのタイミングでは間に合わないなどもっとたくさんのあらゆる事情があるのだろうとは私見であるものの、そう外れた話でもないのではないかと思っている。
それに加え面白いカラクリの裏に中国後進国定義も大いにあり、後進国ゆえカウントされない国でのリチウムバッテリー生産、その差分はウォルストリート界隈で排出権ビジネス(排出権及びそれに関わる金融派生商品の数々)で荒稼ぎのうえ・・とこの手の話は皆の知るところでしょう。この中国のカラクリとソーラー発電用のパネルも密接だから、その発電界隈での諸々は勿論同じ問題と言えるかもしれません。(最近その界隈の倒産がよく聞こえてきますし、詐欺まがいな話も多々聞かれます)

そういったいろいろも考えた挙句・・結局は一台の車を大切に乗り続けることが実際のところ一番“優しい”と言うことになるまいか?
何とも我々は何をそこまで矢継ぎ早というか死に急ぐほどに次々と問題をばら撒き、回収しているのだろう・・

そういえば4月ももう終わる頃なのですね。

写真は妻が作ってくれたホームメイド・レモンケーキ。
マーマレードを添えて、染み渡る美味しさです。
コーヒーでも良いのですが、これには少し濃いめの紅茶が良く合います。

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