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性急な決定が促される裏で・・

2000年初頭から変なというか、いろいろな議論を経て、来年結実しようとしている“パンデミック条約”。

国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態・Public Health Emergency of International Concern(PHEIC)はH1N1(豚インフルエンザA)をはじめ、それぞれの時代に出てきた感染症やその他、国際的健康リスクのある事象をWHOが意思決定機関的に動こうとしていると言うか、世界統一的方針の一本化のような話になっているという懸念。

国際保健規則・International Health Regulations(IHR)第6条で重大な健康被害を起こすリスクのある事象ほか4項目が挙げられ、その二つに該当する場合WHOに通報しなければならないことをはじめ、誰かの意思による容易なコントロールが効く世界へまっしぐらに見えるのは自然な見立てかと・・

それを、WHOは来年5月の総会で決めようとしている。

条約について「多くの加盟国で誤った情報が流れている」とし、「WHOへの権限移譲につながるというのはフェイクニュースだ」と火消しに躍起だが、一度決まったものの先に各国の主権がこの件においてあるかと言われると、懸念というか、まあ過去の行いから見ても主権の移譲は必至かなと思う・・

なんだか世界どこも同じにしたいと見える動きが多いな・・この日本国内でも同様に。。

ヘンテコで偽りの誰かの得にしかならない制度設計は無くなってほしいなあ・・とはあくまでも個人の感想。

そんなニュートラルは既得権者からすれば気に入らないだろうからそうならないとは思うが、ちょっと露骨でやり過ぎ感が大きい。。

性急な決定を促したい動きには必ず裏の見えない真意があるもの・・

正直そういう時にこそ再考の必要があると思う。。


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