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「緩む」ってなんだろう??


身体の感覚で「緩む」を伝えるときに、温泉に入った時の感覚、美味しいものが目の前に運ばれた瞬間などを例えでお伝えすることがあります。

でもまだそれだけでは伝えきれないなと感じていました。

緩むってどういうこと?

緩んだ身体になりたいと、ストレッチポールの上に仰向けになってみたり、開脚して柔軟してみたり・・・

そうではないのよね。。。

むしろポールのように丸めたバスタオルの上にゆっくり丁寧に仰向けになってみる・・・

そう。

丁寧に。

そしてタオルに触れている箇所に意識を向けてみて、全身を床に委ねてみる。

呼吸しながら。

鼻からゆっくりたっぷり息を吸って、全身に巡らせて、身体全身からはぁ〜っと吐いてみる。

そしてダラーーーンと背面を床とタオルに委ねてみる。

それを繰り返していくとまるでこの地球と呼吸をしているような感覚になります。

そうしているとポキッと背中が鳴ったりする。

緩んだを体感!

これがまた快感!


「緩む」って「委ねる」だなぁ。


もし水面ならば水面に委ねる。

そうしないと沈んでしまうものね。。


それって・・・

自分を信頼するということ。

あなたの周りに人、モノ、自然を信頼すること。


「緩む」ができているようで実は無意識に制限をかけていることもあります。

それに気づいていくと、実は自ら力を使って動かすよりも意識を持っていると動かされていることに気づきます。

意識で自分自身、自分を超えたものと繋がっていることに気づいていきます。

「緩む」から「委ねる」そして「繋がる」へ。


私たちはすぐに結果を欲しがってしまうのですが、「緩む」は育むもの。

それも丁寧に、丁寧に。

まだまだ緩むが広がる、この先へも。

私もまだまだ絶賛緩み探究中!

もしかして緩んでいるつもりかも・・・と感じた方は是非一緒に緩みましょう〜

あるある!私も同じ経験!そのような経験からの気づきをお伝えしています。読んでくださり少しでも緩っとした感覚になってくださると嬉しいです。私も毎日お稽古中!