スシローで食べた

ある方にスシローに連れて行ってもらいました。

「遺伝子組み換えより警戒感が薄そうなゲノム編集は大丈夫でしょうか。肉厚の真鯛や高成長ふぐが登場してますよね」と飲みながらお話しした後でした。ペロペロ騒動の余韻が残っている中、魚のことに触れたのがきっかけでそういう流れになったのかもしれません。

加工食品も含めてたいていのものを美味しくいただけるので、積み上がった皿は僕の方が高かったと思います。ただ、サーモンかトロだったか、すごくふわっふわっとした食感に不安を覚えました。

店へはタクシーで、帰りは、酔いを醒ますために歩くことになりました。二人ともふらつくことなく歩けましたが、その方は何度も立ちどまって吐きたい仕草になって苦しまれました。お酒というよりさきほど食べた寿司のせいだと思われているようでした。


スシローを運営するフード&ライフカンパニーズは、一昨年11月、大学発ベンチャーのプラチナバイオ社、リージョナルフィッシュ社とともに、ゲノム編集を使った魚類の品種改良を共同で研究すると発表していたんですね。

ゲノム編集で成長速度を速めたトラフグと通常の同年齢のトラフグ
「かんさい情報ネット ten. 」より
https://www.ytv.co.jp/ten/corner/gekitsui/hs3blgijfvy8b6i8.html

昨年1月には、培養魚肉を開発する米BlueNalu社とも業務提携。マグロの培養トロの共同開発が始まっていました。

「狙った遺伝子を切断する」ゲノム編集食品は、従来の品種改良と同じくらいのリスクと判断されていて、表示するしないを自主性にまかされている。知らないうちにゲノム編集食品を食べているんでしょうか。

いつか、今回ごちそうになったお返しをできるなら、回らない寿司屋さんがいいだろうかと思いました。


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