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第4話 創業ストーリー④

久々の故郷

今回は少し、優しく落ち着いた話をしたいと思う。

2023年7月

久々に地元に帰ってきた。
私は18歳から、実家を出ていた。
高校の時もバイト&2つの部活を掛け持ちしていたので、ほぼ家には居なかった。更に、祖父の家の庭を改造して、野菜を育ていたので、あの時は化け物みたいな体力をしていた。当時の日常スケジュールとしてはこんな感じ。

4:00~4:30   起床、  自転車で30分掛け祖父の家へ
7:00~8:30    一時帰宅、朝食や準備をし、自転車で学校へ
8:30~16:00 授業
16:00~17:30  部活
18:00~21:15  ケンタッキーでバイト
21:30~23:00  帰宅、夕食作り、宿題等
23:00              就寝

この繰り返しである。部活は2つ掛け持ちしていたので、月,水,金は園芸部で野菜を育て、火,木で果樹部で果樹を育てていた。バイトもほぼ週6で入り、社畜の如く働いていた。稼いでも使う時間がない程だった。
まぁ今はこのスケジュールは自分には無理だ(笑)

因みにちょっとした自慢だが、ケンタッキーには調理&接客技術を競う
「CHAMPSチャレンジ」という社内大会が年に一度あり、私も高校2年生の時に出場し、東京都代表にまでなった。関東大会で負けてしまったが、大人になってから自己紹介の話題に出来るという中々使い勝手が良い特典をプレゼントされた。

そんな生活をし、18歳からは農業大学校に通うため、神奈川県で一人暮らしを始めた。その後就職をし、西日本に引っ越しをしたので、より実家からは離れた。
結果、約7年間実家を離れていた。高校の時も含めると10年間はまともに親と生活をしていなかった。また友人も疎遠であった為、地元ではレアキャラになっていた。

そうして、今回晴れて故郷の東京に帰ってきたのである。
何だろう変な感じである。ただ、少なからず親は嬉しそうだ。

地元の友達とも数年ぶりの再会した。今まで年に1回は帰ってきてはいたが、時間が合わず、ほとんどの友人には会って無かった。
久々に会うと、気まずさもありつつ、話しは盛り上がった。
更にお酒も呑みながら話すと結構楽しい。新しい発見だ。

実家に戻ってから連日吞み会を繰り返し、心は満たされ、より事業を頑張らないと感じた。因みに農業高校の同級生で農業をまだやっている人は悲しい事に0だった。。。みんな大学に行き違う道を進んだみたいだ。
まぁそんなもんだ。ただこの気づきが事業のヒントになった。
この話は次回にでもしようと思う。





 

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