私の時間はどこへ消えた?時間を奪い合うサービスたちとうまくつきあう方法
こんにちは!
あき@create_todayです。
以前、ある雑誌出版社の方が言っていました。
「我々のライバルは他の雑誌でもなければ新聞や書籍でもない。それは、スマホやゲーム機だ」
スマホがライバルとはどういう意味でしょう。
たしかに、いまの時代、雑誌をスマホで閲覧することはできます。でも、この方が言いたかったのはもっと深い問題です。
時間を奪い合うサービスたち
そう、この方が言いたかったこと、それは、自分がつくる雑誌に消費者がどれだけの時間を使ってくれるか。その時間はスマホやゲーム機に奪われないか、という問題です。
雑誌を読む。本を読む。どちらも時間がかかります。
動画を見る。SNSをやる。これも時間がかかります。
Netflixもamazonプライムも、ビジネス書もファッション誌も、InstagramもTwitterも、あらゆるコンテンツビジネスやソーシャルメディアは、消費者たちの時間の奪い合いをしているのです。
勝ち組アプリはわずかに10個
スマホやPCで使えるアプリも同じです。今やだれもが何百万種ものアプリを簡単に使える環境にありますが、なんと、人々が9割以上の時間を過ごすアプリは、たった10個程度だそうです。
みなさんはいかがでしょう。先週、何種類のアプリを使いましたか?YouTubeとSNSだけで何時間でも過ごしていた、という人も多いのではないでしょうか。
そんな勝ち組アプリの制作者たちはどんどん力をつけ、さらに巨大になっていきます。そして、より「魅力的な」サービスを作り出していきます。
私たちに起こること
ここで視点を変えて、私たち個人の立場から見てみましょう。
楽しい時間はすぐに過ぎます。やっかいなことに、だらだら過ごす時間もすぐに過ぎていきます。そして時間には限りがあります。
勝ち組アプリの制作者をはじめ、コンテンツのプロたちは、私たちがなるべく長い時間を費やすよう、あらゆるノウハウ、あらゆるテクノロジーを駆使して仕掛けてきます。よほど強い意思がなければ、いくらでもだらだら過ごすことができてしまいます。プロにはかないません。
心が躍りおもわず笑顔がこぼれる。そんな風に楽しんだ時間は貴重です。でも、それほど楽しんでいないのになんとなく消えていく時間は、やっぱりもったいないです。
大切な時間を防衛する方法
個人が自由にできる時間はそれほど多くはありません。大切な時間を「奪われない」ためには、どうしたらいいのでしょう。
これは意外と簡単です。それは、記録をとること。レコーディングダイエットと同じ発想です。自分が過ごした時間の記録をとるだけで、無駄な時間は減っていきます。なぜなら、記録をとると
・時間の使い方
・使った時間の量
が見える化され、時間に対する感度が格段に跳ね上がるからです。試しに記録をしてみると、「え、こんなことにこんなに時間使ってたの??」と驚かれると思います。
かく言う私も、最近自宅で過ごす時間が増えたせいか、だらだらと映画やドラマを観ることが増えていました。そこでこの時間記録を実践したら、noteを毎日書く時間を作れました^-^
最後に
やってみるとその効果に驚くということはたくさんありますが、これもその一つです。
最近はライフログという言葉も一般的になり、そのためのアプリもいろいろありますが、あえて実践する人はそれほど多くないのではないでしょうか。
この記事が、みなさんの今日をよりよいものにする一助になれたら嬉しいです。
以上です。読んでいただきありがとうございました!
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