就職活動をする際にまず一番にやるべきことは何か

就職活動をする際にまず初めにすべきことは何でしょうか?今やネットでググれば就活に関しての情報が簡単に、そして大量に得られます。具体的な面接対策やESの書き方などなど。そして色々と検索している内にこんな疑問が浮かんでくることはないでしょうか。

「結局まず何から始めればいいの???」

そこで今回は、ぼくが考えるいっちばん最初にやるべきことを伝えたいと思います。(これは新卒やこれまで正社員として働いたことがない人に向けての考えです。現在社員で働いている中での転職の場合はまた変わります)

結論から言いますと、「絶対に過去の自分の振り返り(自己分析)からやろう」です。

初期段階のやるべきこととしてよく言われているのが「自己分析」と「業界研究」です。そこを否定するつもりはありません。ただ、この二つには明確な順番があります。それは自己分析→業界研究です。そして自己分析とは過去の自分についての分析になります。

自己分析から始める理由は至ってシンプルです。自分のことをわかっていない人が働きたい業界や職種なんてわかるわけがない、からです。自己分析を深掘りしていくと自分の希望する業界は少しずつ見えてきます。ただその反対で業界研究から始めるとどう言うことが起こるのか。現時点でぼんやりと興味のあるような気がする業界に引っ張られてしまい、それに沿った自己分析になってしまいます。年収の高さやキラキラしているイメージのあった業界を調べていく内に働きたい気持ちが大きくなり、結果としてその業界に入りたい理由を探すための自己分析を行なってしまう、ということです。

不明確であったとしても憧れの業界や職種を持つことはいいことだと思います。ただそれはあくまで自己分析をした上で、結果的に今までの気持ちを再確認するために使うべきです。

そして過去の振り返りをすべき理由は何か。これもシンプルです。就活=就職して働いていく場所を探すという未来のための行動に対しての答えは過去の自分を振り返ることでしか見つけられないからです。(実際の就活には正解がないので、答えというより働いた時にミスマッチが起きる確率を低くするためには、といった方がいいかもしれません)

過去の自分を遡って価値観や就活への軸を明確にしていくことで初めて未来のことが少しずつ見えてきます。そして次のステップとして業界研究へと移ります。この順番を間違えてしまうと、結果として企業から内定を貰えたとしても、働き出した後に仕事へのやりがいや働く意義を感じられない可能性が高まります。

記事を書いている6月のこの時期は学生の方を中心に就活真っ只中だと思います。就活に少し行き詰まり、一旦立ち止まってまた自己分析と業界研究を改めてやろうと思っている人、そして今から就職活動をしようと考えている人、ぜひ過去の自分の振り返りから行なってもらえればと思います!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?