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カバン難民からの脱出|ミニマリストのモノ語り

少し前のことにはなりますが、10年以上使うつもりでビジネスバッグを買い替えました。

正直、ずーっと、カバン難民でした。
ビジネスのステージが変わるたびに、持ち物がアップデートされるたびに、カバンが古くなるたびに、都度買い替えてきました。

ミニマリストならカバンなんか要らないんじゃないの?

という声も聞こえてきそうですが、残念ながら仕事道具を持ち歩く以上、手ぶらというわけにはいきません。
というか、手ぶら生活は一度試したけど上手くいかなかったのです。

持たないこと。は大事な概念ですが、そのせいで「不便を感じる」ようでは生活クオリティが上がっているとは言えません。

ミニマリズムは「必要最低限」で「最適な生活」を送ること。
なので、ビジネスバッグはボクにとっては「必要なもの」なのです。

最近ではWEXLEYのバックパックがお気に入りで、1年近く愛用していたのですが、一部の縫製が解けてしまって、使えなくはないけど使いにくい状況に。

それもあって新しいカバンをずっと探していたのです。
候補はいろいろありました。
以下、少しだけご紹介します。

どれもミニマルなデザインで使いやすそうなものばかり。
ですが・・・どれも決めてに欠けるといえば欠けていました。
どうせ持つなら、自分がこだわりを持っている、熱く語れるものにする。というのはボクのミニマリストとしての定義です。

これはどこかで覚悟を決めないと一生カバン難民のままだぞ・・・と考えを新たにし、次は10年以上使える、なんなら一生ものにできるカバンを探そうと心に誓いました。

ついに出会った運命のバックパック

そんなわけで、一生使いたいと思えるカバン探しが始まりました。ちなみに、コレ!というカバンが見つかるまでは、縫製が解けたバックパックを騙し騙し使ってました。
さて、一生もののカバン(最低10年使う)に求める要素としては以下になります。

  • PCと手帳がはいる

  • カメラが入る

  • 2泊までの出張ならいける

  • 見た目や安っぽくない

  • シンプルなデザイン

  • 機能的

いろいろ探して検討しました。
トートバッグや、小ぶりのボストンバッグなんかも候補に入れて探し回ったあげくに、ついに一生もののカバンに出会いました。
それがこちらのバックパックです。

掲載画像はナイロンですが、購入したのはレザーでした。
経年変化していくなかで多少劣化しても気にならないシボ感。
つくりは当然堅牢。
そして正規店での購入なので修理もしてもらえます。
お値段は可愛くないのですが、これまで数えきれないくらいカバンを購入してて、たぶん、1年平均で2万円くらいは投下していると思います。

とすれば、10年まったく買わないでこのバックパックを使い続けたら十分に元は取れるはず・・・
もちろん皮算用ですし、そんなに簡単にはいかないかもですが、まずは何より「一生もの」と思える逸品に出会えたことが嬉しいです。

機能的にも十分

見た目はそんなに大きくないですが、2泊分の下着くらいは余裕だし、基本的な容量としては申し分なし。
レンズを選べばカメラも2台は入るし、大きなレンズが必要なときはすでに持っているカメラバッグを使う手もあります。
背中の部分までオールレザーなので、夏の背中の汗が少し心配でしたが、肩掛け用のショルダーストラップが付属しているのでそのあたりも解決しそうです。

ビジネスでもカジュアルでも使えるデザインもちょうど良い感じ。
基本的には仕事ではスーツではなく、ジャケット着用なのでそのあたりの親和性も悪くないと思ってます。
というわけで、これで満を持してのカバン難民脱出。のはず。
ここからガシガシ使って、自分にしっかり馴染ませていきたいと思います。

2024年はもう買わないの誓い

2023年には、実はもう一つ、靴を購入してまして、それはまたあらためてご紹介しようと思うのですが、それを最後にいよいよ自分の欲しいモノもコンプリートされ、物欲がほぼほぼなくなってきた印象です。
さて、ここからは選択と集中。

2024年は、より自分に合った最適なアイテムと置き換えていく作業はまだする可能性はありますが、どれも「使い切ったあと」での対応で考えています。
ボクにとってのミニマリズムは節約のためではなく、自分のライフクオリティを高く保つためのもの。
もちろん無駄遣いをするという意味ではありません。
良いものを、より長く。

2024年は、さらに自分の愛用品に向き合っていきたいと思っています。

ミニマリストのカバンの中身


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