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ビジネスホテルに暮らしたい。#ミニマリストの部屋づくり

「ミニマリストって、どうして何も無い部屋に住んでるの?」
ミニマリストではない人にとって、これはとても不思議なことかも。
でも、部屋それぞれに、ミニマリストそれぞれの考えや価値観、思いが詰まっています。

同じテーマに、異なる答え。
そこに垣間見える、ミニマリストたちの本質。
リレーコラム「Min.」
今月のテーマは『#ミニマリストの部屋作り』。

ビジネスホテルに暮らしたい

2018年の大晦日に引越しをしたのは、以前のnoteにも書いた通り。
その時から、ボクの部屋作りのテーマは変わっていない。

「ビジネスホテルみたいな部屋」がそれだ。

PCデスクとチェア、ベッド以外は何もない部屋にしようと決めた。
クリエイティブと睡眠以外を必要としない部屋。
それが理想だった。

引越し前には持っていなかったベッドをあえて買ったのは、日々のマットレスの上げ下ろしが嫌だったから。
でも、敷きっぱなしにしているとカビが生える。
それはもっと嫌だった。

冬の厚手の布団が夏には邪魔になるのが嫌で、モンベルの寝袋を購入したのは昨年の秋。
おかげで少しも寒い思いをすることなく、この冬を無事に乗り越えることができた。
夏には小さくたたんでクローゼットの上にしまうつもりだ。

PCデスクはアマゾンで購入した2900円くらいのやつ。
正直、もう少し天板が広かったら仕事もしやすいのに…と思わなくもない。
でも、基本的に日中は外のカフェやオフィスで仕事をしているわけだし、夜に必要最低限の作業ができれば良いと割り切ればこの大きさも悪くない。
チェアも格別座り心地が良いわけではないけど、ムダに大きな座面や肘置きがついているものよりは良さそうだ。

テレビも冷蔵庫も電子レンジも壁掛け時計も持っていない。
唯一買い足した家電は洗濯機。
干したり、たたんだりする時間が嫌いで、乾燥機付きにした。
ビジネスホテルに住んで、近くのコインランドリーに通うことを考えたら家の中で洗えるのはありがたい。

家での自炊は一切しないと決めて、食器とマグカップを処分した。
その代わり、ワインを飲むのが好きなので、ワイングラスを兼用できる丸みを帯びたシンプルなグラスを買った。
鍋は一応、何かあった時にお湯を沸かす可能性があるので置いてある。
食器が必要になったらコンビニに走ればいい。

そうして削ぎ落とし、補うなかで気がついたのは、自分が暮らしたいのは「ビジネスホテル」なんだということだ。
極限まで家事をしなくて良く、必要最低限のものだけに囲まれる部屋。

こだわりは?と聞かれても少し困る。
一応、色は白で統一しているくらいで、あえて言うなら、必要なもの意外ない、ということだろう。


部屋作りの変遷

もともと、部屋を整えるのは好きだ。

前回の家は、とにかく全てをそぎ落とすことがテーマだった。
本当に自分にとって必要なものは何かを見つめ直すための、修行僧みたいな部屋。

だからベッドもPCデスクもチェアも、洗濯機もなかった。
(洗濯はコインランドリー)

この部屋では、ミニマリストとしての実験的生活という意味合いが強かったと思う。

ウォーターサーバーを試してみたり、鍋一つで自炊を試してみたり。
部屋でシャワーを浴びるのをやめて、近くのジムに毎日通うようにもした。

そのなかで、ある程度自分が生活のなかに何を必要とし、何を必要としないのかを探っていったのだ。

2017年10月〜2018年12月まで住んでいた部屋

もっと昔の話だけど、ミニマリストになる前に住んでいた部屋は、「サーファーが集まる海の家」がテーマだった。

当時、サーフィンが大好きだったこともあり、サーフィンの後に仲間が集まり夜通し飲む、そんな居酒屋みたいな部屋にしていた。
余談だけど、部屋改装雑誌にも掲載されたことがあるくらいにはこだわりの詰まった部屋だった。

部屋の広さに憧れた時期もあるし、とにかく駅の近くが良いと思ったこともある。
何度も引越しを繰り返すことで、それらを精査して、ようやく自分の生き方に沿う部屋に出会えたのだろう。

2003年4月〜2010年10月まで住んでいた部屋(右ページ)

生き方を変えたければ、部屋を変えよう

部屋は、その人の生き方を包み込む大切な空間だ。
そこがちぐはぐだと、その通りに生きられなくなる。
息苦しくなる。

例えば、ゴミだらけの部屋に住んでいたら、とてもじゃないけどシンプルな思考はできない。
可愛らしい部屋に住んで、クールなデザインを生み出すのもボクには無理だ。
間違いなく、部屋から得る視覚情報に人生は左右される。

だから、もし「こう生きたい」と思うビジョンがあるなら、「こう生きていると思われる人」が「住んでいそうな部屋」に改装することをお勧めしたい。

サーフィン中心に生きていたときのボクの部屋はサーフィン中心だったし、クリエイティブを中心に生きている今のボクの部屋はクリエイティブが中心になっている。(何も無いことで、自由に多くのものが生み出せる)

服は人間の中身の一番外側、という有名な言葉があるけど、部屋はそのもっと大きな外側だと思う。

自分の理想の部屋に住まずして、理想の人生は送れない。

いつかお金持ちになったら…
いつか一戸建てを建てたら…
次に引っ越したら部屋を広くして…

残念だけど、「今の部屋」で、「今の自分」に出来うる最大限の理想を作れないとしたら、理想の部屋に暮らす未来は永遠に来ない。

もちろん、全部一気にやる必要なんてない。
クローゼットの中、バスやトイレ、キッチンの一角、デスクの上…
一箇所でも良いから、理想の場所を作ろう。
そしてその範囲を広げていく。

誤解しないでほしいのは、物を少なくすることが理想に近づくことではないということ。
自分の必要、不要を明確に認識し、それを取捨選択できることが大事だ。

部屋作りは誰のためでもない。
今の、そして、未来の自分のためにある。

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