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【システムエンジニア採用強化中ブログ】~仕様書を読み解いてみよう~

株式会社クレアライズ SE兼広報担当Hayashiです。
早いものでもう3月ですね。4月には新卒のフレッシュマンが入社してきます。受け入れの準備をしつつ、新入社員に負けないように、私も新しいことを学ぼうと気を引き締めていこうと思います。

仕様書を読み解く

一般的に仕様書を元に基本設計書を作り、基本設計書から詳細設計書をつくります。
若手のうちは、詳細設計書、コーディング、テストなどを担当することになるので、なかなか仕様書を見る機会がありません。
そこで、今回は先輩が仕様書を作成したので、せっかくだからと勉強のために若手を集めてこの仕様書の解読に挑戦してみよう!と、勉強会が開催されました。

やってみる

先ずは先輩から仕様書の説明を受けます。仕様書には書かれていないバックボーンや要件など、補足しながら話をしてくれました。初めてなので、整理するための時間をもらい、1週間後に整理した内容を皆で読み合わせすることになりました。
説明の最後に「難しいから何でも聞いてね!」と締めくくられましたが、説明を聞く限り、難しいことはなさそうです。その場の雰囲気もこれくらいなら大丈夫だという感じになっていました。
 
私も「先輩、大丈夫ですよ。設計書も書いてるし、コーディングもしてるテスト仕様書も書いているんですよ。Hayashiは、もはや新人ではないんです!」なんて考えつつ大丈夫だろうと感じました。
 
業務の空き時間で整理を始めることにします。しかし、ほどなくして手が止まってしまったのです。「おやおや、意外と難しいぞ!」。全体的に靄が掛かっているようで何やらうまく纏まりません。仕様書ももらっているし説明も受けているので、大丈夫と思っていましたが、予想以上に時間が掛かり、苦戦したのが実態でした。

答え合わせ

結局、あっという間に1週間が経過していました。皆で読み合わせをしたんです!なんか微妙にズレている?輪郭がぼやけている感じで、今回の課題は結果から言うと全滅という感じでした。
 
ということで、先輩が何が悪かったのかを解説してくれました。全員に共通していたことなんですが、自分が気になった一部分しか見ることができずにいたのです。メンバー全員が、仕様書の全体を見ていなかったのです。まさに「木を見て森を見ず」でした。
これは良くあることらしいです。「人は見たいものしか見ない」という、有名なあれです。
先輩曰く、「すんなり理解できた部分や、興味を持った部分に集中してしまう!」若手の頃には良くあるそうです。「仕様書に書いてあることは必要だから書いてあるので、全部が重要事項ってことなんだよね。」考えてみればあまりに当たり前の話ですね。
ポイントとしては、取り掛かりやすい枝葉から始めずに、大筋となる幹から考えてカタチにするそうです。
 
最後に先輩が作ったものを説明してくれました。全体のまとまり感が格段に違っていて、とても分かりやすいです。「プロの仕事だな!」と感心しました。
最初の説明の時に先輩が「難しいから」と言っていたことも納得です。
先輩の回答を参考にして、もう一度チャレンジです。

プロセスを大事に

クレアライズでは、新人研修でも今回のような課題でも、最初に答えややり方を教える方法は取りません。まずは自分で考えてやってみる。をモットーにしています。
考える力を身に着けるためですね。
おそらく、この研修方法は効率が悪く時間が掛かるやり方だと思います。
私も入社した当時は、受身だったせいもあって、このやり方で学べるか不安でした!
しかし、不安はすぐに払拭されました。私の手が止まっていることを感じると、声掛けをしてくれたので、安心して進めらたのを覚えています。
自分から取り組みことで、未知なる課題に立ち向かえる自信(勇気)がついてきてる感じがします。

・・・

まとめ

いかがでしたでしょうか?
普段、私が目にしているドキュメントが分かりやすいのは、先輩が具体的に整理してくれたものを使って開発しているからですね。改めて感謝です。私も後輩に教えられるように、しっかり学んでいこうと思います。
また次回、お会いしましょう。

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