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【社長ブログ】~「あれやっといて!」を考える~

株式会社CREARAIZE 社長のOKAです。
私も若手の頃は、上司の「あれやっといて!」の「あれ」が分からず、勘違いして誤った行動をして周りに迷惑を掛けたりと、かなり苦戦しました。
経験を重ねるごとに、上司の「あれ」に対応できるようになると、成長したなーっと自画自賛したものです。
今回は、「あれやっといて!」について考えたいと思います。


「あれやっといて!」 今も昔も、上司からのこの一言は、なかなかの難題ですよね。
「あれ」って何のことだろうと、分からなくて困っている人やチームも多いんでは無いでしょうか!

あれの正体が分からない

「あれやっといて!」の指示には、具体的な内容が含まれていないので、頭を悩ませる人が多いと思います。
分からないとするポイントは、3つあります。

1. 何をすれば良いか示されていない
突然「あれ」といわれても、何をすればよいのか?どんなタスクがあるのか?分からないことが多いため、進められない。

2. ゴールが示されていない
運よく、やるべきタスクが分かったとしても、何処までやれば良いのか分からない、そのため何となくでしか進められないので、期待する内容に足りていなかったり、逆にやり過ぎて、時間が掛かってしまってリと様々です。

3. 期日が示されていない
今日中なのか、1週間後で良いのか、まだまだ先なのか!なんにしても、遅れるよりは早めに進めた方が良さそうだけど、日々の業務とのバランスもあるので考えないといけません。
など、自分で判断しないといけないことが多くあります。

上司に確認できれば良いですが、忙しそうにしていると、なかなか聞きにくいものです。

改善策は・・・

指示を出す側は、上記で上げた3つのポイントを具体的に指示をすれば良いということになります。
テレワークなどで、チャットツールを使う機会が増えたため、指示は具体的に出しやすくなったと思います。
細かく、より具体的に指示を出せば、進めやすいと思いますが、本当に具体的な指示だけ出していれば良いんのでしょうか?

理想の1歩手前

「あれやっといて!」は、必ずしも悪いことだとは思っていません。
常にコミュニケーションを取って、「全体像・ゴール・課題」などの情報を共有することができていれば良いんだと思います。
全体像・ゴール・課題が明確になっていれば、タスクの洗い出しが可能で、タスクの優先順位も分かります。何時までに何をすれば良いかが分かります。
すなわち、この状態なら「あれやっといて!」でも、指示は通じることになります。

最終的に、言わなくてもできるようになること!

コミュニケーションが取れていて、情報共有ができていれば、「あれやっといて!」を言わなくても、メンバーが自分の裁量でやれていることが理想形です。
メンバーが自走できている!ということです。
この状態になっていれば、類似の「あれどーなっている?」なども、無くなるわけです。
信頼案系が築けて、ストレスなく仕事が進められますね。

その為に・・・

上司も若手も、ある程度の幅が必要になります。
学ぶべきことは、抽象的から具体的に!または、具体的から抽象的への変換と、共有する情報の密度だと思います。
若手の指示を受ける側は、具体的な指示だけではなく、なぜそうなるかなどの背景を合わせて説明してもらい、全体像を理解する。
上司や先輩の指示を出す側は、背景を理解したうえで、相手のレベルに合わせて具体的か抽象的かを考慮して、指示の仕方を変えていく必要があります。
 
一朝一夕でできることでは無いので、時間を掛けてチーム全体で成長していくことが必要ですね。

まとめ

如何だったでしょうか?
話し方や話す内容は、状況は相手の理解度によって、変えなければいけません。
必勝法や完全なるマニュアルがあるわけでもないので、柔軟に対応することが重要ですね。
また次回、お会いしましょう😊

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