女の人のやさしさ(その3)


さて本題である「女の人のやさしさ」についてです。


これまで2回の記事と関係あるんかい!と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、蚊の飛ぶような声でブツブツ文句を言われた事にハゲと言えなかった事でフト思った事が「女の人のやさしさ」なのです。


私はお世辞にも美人でもないしデブなので、社会に出る前も出てからも陰口ではなく私本人に聞こえるように容姿をバカにされたり、また直接的に言われたりしてきました。ほぼ男性から。

まぁ、セクハラですね。
(全員ではないけど男性は平気でブスにブスって言う人いますね。
頭のネジが足りんのか?あぁぁぁぁ?)


男性から女性に対して容姿を貶めるような事を言うのは、他の人が言われてるのも良く聞くけども、逆に女性から男性に向けて本人に聞こえるように容姿についてアレコレ言う人をあまり見た事は少ないなと


女性は味方同士でクソ上司・先輩の陰口は叩きますが、見た目の悪口はあくまでついでですからね。


御堂筋線で私が「やかましいわ!ボケ!」と自分で言った言葉でハッと気づいたのです。

私はとっさに「ハゲ」と言えなかった。「ハゲ」と言った方が攻撃力は高いはずなのに、、、。(デブでもチビでも可)

恐らく社会人女性は上司や先輩にはもちろん後輩男性にまで、


「ハゲ(デブ)にハゲ(デブ)と言わない優しさを標準装備している。」


あぁほっこり。


なので普段会社などで女性の容姿や年齢について、アレコレ言うて笑ってるハゲ(デブ)男性に言いたい。


お前に「ハゲ(デブ)」って面と向かって言わないであげてる女性の存在を有り難く思いやがれ!
甘えてんじゃねえぞ、このハゲ(デブ)!


さてこの3回の記事で私は何回「ハゲ」と書いたでしょうか?
(ハゲている事については特に嫌いでも恨みもありません。
ユル・ブリンナーやジェイソン・ステイサムは好きです)


そして地下鉄御堂筋線事件からいくつか日を跨いだ今でも、「ハゲ」と上手く切り返す事が出来なかった自分の言語能力の低さに悔しさでいっぱいで「子供の頃にちゃんと勉強しておけば良かった」とつくづく思った師走2016。

でも、ハゲと言わない優しさは標準装備ですから。


以上終わり。


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