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保活戦争-その1-

保活の厳しさを知る

ニュースではよく目にしてました。東京都の保育園問題。
大変なんだなぁと思って理解していたつもりでいましたが、本当に本当に大変です。そして我が身にもついにこの時がやってきました。
今回妊娠を通して思ったことはやっぱり人間は自身で身を以て体験していないことは口でどれだけ言ったり、わかった気になってもその当事者の本当の気持ちにはなれないし、理解はできていないものだなということ。私自身もワーキング妊婦の気持ちわかった気でいましたが何一つわかってなかったなと改めて振り返り反省しました。
今まで安易に大丈夫ですよとか。頑張ってくださいとか。仕事のことはすべて忘れて…とか良かれと思って声をかけていたこと人によって裏目に出ていたんじゃないかと振替りぞっとする。調べれば調べるほど何も大丈夫じゃないし、頑張るのは当然だし、仕事のことすべて忘れてる場合じゃない。忘れてるその時は楽で良いけど、あとで苦労するのは自分。誰も助けちゃくれない。
自分の価値観押し付けてるだけの無責任発言だった…この先気をつけよう。
この保育園問題まさにそれ!

秋産まれ予定のママがすべきこと

育休はまるっと1年とれますが、年度の途中で入るなんて現実から程遠い話。どこの区の情報を見ても空きなんてありません。1歳の枠は0歳から持ち上がりの子で枠がうまっていくため、ある程度大きくなってから預けたいと思ってもそれができれば皆してる。必死に4月0歳入園を狙わなければ職場復帰などできないのです。今回のこの記事は生後半年の子供をそんな葛藤の中でも0歳4月入園なんとしてでも!と思うご家庭の方のための備忘録です。

さて、0歳4月入園に間に合わせたいとなったときに、一体何月までに申し込めば良いのか?というと11月の段階で1次応募の締切がきます。2次の応募に関して言えば、1次で落ちてしまった人がまだ枠が空いている園に望みをかけて申し込むもので、1次応募を見逃すという選択肢はありません。

さて私の場合9月末出産予定なので、産んだ後1ヶ月間保活などできるわけもなく諸々リサーチしたり準備したりできるのは産前のみ。寝不足で死にそうになってるところに保育園の問題なんて気が狂ってしまう。

ということで、まず保活のためにやったこと。

・保育園の種類(認可、認証、小規模、ベビールームなど沢山あります)と違いを調べる
・区役所ホームページの読み込み
・自分の家から通える保育園のリストをおうちコンフルにまとめる(場所、かかる時間、延長保育の有無、規模感なども一緒にまとめる)
・納税額をもとにした保育園料の計算
・認可外の保育園料の計算
・自分の家の指数をしらべる
・会社の保活に勝った先輩たちに情報を沢山もらう

ここまでで一旦旦那さんと情報共有。保育園料の高さに驚いたり、現実的に毎日の送り迎えを考えるとどこまで預けられるのかを議論したりなどもしました。ここまでを妊娠29週までに行う。産まれてもないのに。

性格的に調べ尽くすほうなので、おおよそは理解できたものの自分の力だけではどうにもならないと判断したのが自分の入れたい園が一体去年、どのくらいの指数で入園できたのかを知る術がない。私の住んでいる区はHPで公表していませんでした。となればもう窓口で調べきれていないことも何か出てくるかもしれないのでいくしかない!ということで区役所へ。

区役所で聞くべきこと

区役所の担当者もあたりはずれがあるとネットの記事で目にしていたので、明確に何を聞きに来たのかをリスト化して区役所の保育科へ相談しにいきました。ここまで妊娠31週。産まれてもないのに。結果としては絶対に区役所の窓口には行くべきです。

担当してくれた方はとっても優しく丁寧な方でしたが、聞いたことに対しては正確に答えてくれるけれど、聞かないことには特に教えてくれるタイプではなかったので(真っ先に何がしりたくていらっしゃいましたか?と聞かれた)私の性格的にはとっても合っていましたが、何をどうしたらよいか全然わからなくて準備0の方には厳しいタイプの方だったかもしれません。

実際に聞いたこと

・自身の指数の確認
・自身で算出した保育料の確認(自分と旦那分の住民税の連絡時の納税の紙を持参)
・行きたい保育園の前年の入園状況と入れた指数、落ちた指数
・同点時の優劣(区役所のHPにものっていましたがより詳しく)
・申込時の記載順番と希望順番の意味(紙には書いていないものの、記載した順が希望順番として取り扱っていますとのことでした。第一希望はこっちだけど入りやすいのこっちかなとか思って順番書き換えると、上から順に決めていってしまうので必ず行きたい順に記載してねとのこと。聞いておいてよかった)
・新設保育園情報の入手
・4月復帰というのは4/1なのか、4月末までで良いのか?
→区によっては、4/2以降の職場復帰は4月復帰とみなされず5月入園として扱われてしまうところもあるとのことで念の為確認。私の住んでいる区は4月末までに1日でも復帰してればOKですとのことだったので、4月の最終日を復帰日として、4月中はならし保育で預けることを決意。有給減らさずにすんだ。ありがたい。

リストアップしていったものを見せると、1つずつ色々な資料引っ張り出してきて説明してくれました。なお、来年4月の最新の保育利用手引きは10月に掲載され冊子もくばりはじめますのでそちらを確認してください。
とのことでここは旦那さんに私が入院してる間に取りにいってもらう担当に。

余談ですが、「たぶん同じマンションの方が、2日か3日前にもいらっしゃって相談うけました」と窓口の方に言われました。たぶん条件としてはこの一番近い保育園に預けたい方ですねと。おお、やっぱりもうこの時期からみんな保活してるのだなと厳しさを目の当たりにしました。まだ産まれてないけどね。産休にも入っていないけどね。。

これからやること

さて点数も手に入り、それぞれの園の形態のメリット・デメリットは理解できたので来週からはいよいよ保育園見学です。

我が家の場合、3歳までは認可より認証に預けたほうが安くなる(区の傾斜の付け方にひっかかってしまった。共働きの家庭はだいたいひっかかるのではないだろうか。。)という不思議な状況に陥っており、あとは保育園の子育て方針や雰囲気を中心に見学してからまた家族会議を行う予定です。

・リストアップした保育園にかたっぱしから見学予約の電話
・保育園での質問事項を作る
・認可外が滑り止め的な感じで抑えられるのかを要確認

産んでからさてどうしようか保育園と考えるのでは遅いのが保活。特に秋生まれのママたちは要注意です。
さっさと準備して、心安らかに出産して、後はひたすら祈る!な状況にしたいなと思います。

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