四本足のお友達
犬、かわいいですよね。我が家にはフレンチブルドッグがいるんですが、これがまたブサカワで非常に愛くるしい。いびきをかきながら舌を出し、白目をむいて寝ている姿なんて、いつまで見ていても見飽きることがありません。
ただまあ、フレンチブルドッグという犬種は、人間の助けがないと生きていけないぐらいデリケートな犬なんですよね。頭が大きすぎて自然分娩はほぼ不可能だったり、暑さにも寒さにも極端に弱かったり。
野良でたくましく生きていくなんて、絶対にできないんですよ。
人間が愛らしさを求めて品種改良してきた結果、自然に生きることができない犬が生み出されたわけです。この事実に対していろんな意見はあるでしょうが、それは一旦置いておいて、このnoteでは犬の品種改良の歴史的な側面を取り上げていきたいと思います。
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