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アーティスト信長による「パックス・サムライ」

信長とは、

その実、素晴らしい
「アーティスト」だ!

そもそも、
信長が生きた時代というのは

「平和という思想」自体がなかった時代。

その当時、生きた人間の中に
「平和という意識」そのものが欠如していた...

自分たちの領土を
いかに守り拡げるか

それを第一に戦乱に
明け暮れた人間ばかりであった。

【原点】統一と改革への強固な意志(内紛の尾張に育つ)

【大局】日本全体を視野にゴールから発想ができた

【本氣】悪名を残してでも既得権益を打破する【天下布武】

【徹底】使えるものを残さず活かし切る智恵と工夫

その時代にまず天下を統一し、
日本を一つにするということ

そして、

平和を人々に広く
与えるということ

その発想が出たことこそが
信長の素晴らしいアーティスト性なのだ。

アーティストとは、

自分のイマジネーションの言葉によって
何も無いところに新しい発想を打ち出す


そういった人物を言うからだ。

「天下布武」というかつてない発想は、
アーティストだからこそ生まれたのだ。

だから、その戦乱の時代にあって
平和という発想そのものが無い世界に

あたらしい概念を打ち出した時、
それに共感する方々が多く集まった。

それは、まず信長は、
自身が志す新たな世界に対し、

「天下布武」という言葉を与えたからだ。

言葉を紡ぎ、広く打ち出すことで、
周りの人々がその世界をイメージしやすく、

そして、そのヴィジョンに向かって
皆んなで力を合わせていき

天下統一へと突き進んで行くことができたのだ!

思いの強さと
最適で簡潔なスローガンが、

立派で平和な
江戸社会を築き上げた原点だ。

長篠合戦(鉄砲隊)、桶狭間の合戦(情報重視)、楽市楽座、方面軍作戦、比叡山延暦寺焼き討ち…等、

数多ある信長の偉業の中でも
「天下布武」という理想を掲げたことが
最も重要だと念う。

そして、これは単なる
「天下統一」ではなく、

武士による平和な統治だ。

その「志」は引き継がれ、
強力な幕藩体制とそれによる平和、

即ち「パックス・サムライ」
といってよい状況が作られていったのだ。

江戸の平和の原点は
信長の 【天下布武】にある。

新しい日本を創るため、悪名を残してでも
旧弊と既得権益を打破しようと志した。

そして、実際に日本史の章立てを変えた。

だとしたら、
次の時代に向けて掲げるべき

【国是 (理念的目標)】 とは何か?

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