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〝医療の原点は「毉」〟

医療者の役割とは本来、
身体と心のバランスを調えること

即ち「毉」である。

まず「毉」の土台である処の「巫」字は、
天地の結び、真我と自我の結びを意味する。

この心の部分である「感謝」や
「巫女(詔)」といった表現から、

自分よりも大いなる存在に従い、
そこから勅命を受け取り氣を正す

【天人合一・心身一如】という発想が
毉療の原点にあったことが覚る。

〝現代医学の忘れ物〟

しかし、現代医学は、

患部だけ診て人間全体を診ず
身体だけ診て精神を観損なうといった風に

全体観を失っている。

南方熊楠の「事の学」

その偏り(片寄り)が
「医」という字に表れている。

我々は医療の発達の恩恵を
多大に受けているのも事実だが、

同時に、失ったものも
少なくないのではないだろうか?

だからこそ今、

部分観に秀でた「医」
全体観に優れた「毉」

この部分と全体を統べ括り、

医界で否定された「心(魂)」を取り戻し、
全体の卓越性を復興する必要がある。

そうして、
心身と魂(宇宙)の一体一如で
新たな地平を切り拓いていくのだ。

#科学なき世界は暗闇なれど
#心なき医療もまた深き闇なり

〝医療のコペルニクス的転換〟

「医」や「食」の粋を尽くしても
病気やアトピーが根治しない場合は、

「発想の転換」が求められる。

なぜなら、
病気をつくり出しているのは、

他でもない自分自身である。

薬のように外から与えられるもので
改善するならそれに越したことはないが

真の治療法は自分の中にある。

魂の輪郭がはっきりしないことや
陰陽のバランスが崩れるなど、

病気になるには意味と原因がある。

本人がその肉体のサインに気付くと、
症状を続ける必要なくなり、

自ずと元の氣へと立ち還る。

更には、命のスケールが拡がって、
自分の中に眠る無限の可能性が花開き、

大いなる世界を生きることにも繋がる。

(ミッドナイトポテチでも心身軽安♪😆)

〝毉学の「綜合的新見地」〟

現代医学、即ち自然科学的研究において、

従来の唯物論や機械論的部分観の
根本的誤謬が自覚せられ、

「”毉”への原点回帰」
痛感提唱せられるに至った中で、

この医術医業における
コペルニクス的転換論は、

「医道仁術也」という

皇漢毉学の古き精神原理に
期せずして帰着すると共に、

現代思潮たる唯物論の機械的特徴を
唯識論の精神的活力で包み超える

「綜合的新見地」に到達したと言える。

〝真の健康と幸せに寄せて〟

今回は「毉」より医のルーツを辿り、

【心身一如・天人合一】
旨とする毉療の原点を明らかにした。

今後「身魂」の再確認と
本来の毉学が再認識されることにより、

身体的・精神的・社会的に加え、霊的(1998年にWHOで健康観として追加が提案されたように)にも

全てがトータル的に満たされた
真の健体康心の実現を期待したい。

現行案
残念ながら「廃案(見送り)」

そのためにも、
この稚拙な考えを捨石にすることで、

より秀れた医学への進歩を祈念する。

医療をベース()から底上げする
「#ドクターDAOプロジェクト」

Doctor DAO Project will ground up medicine for overall well-being!!

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