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東京から遠方の地へ、たった1時間でスタバを届けた経験から、未来のスーパーマーケットを考える旅がはじまった


先日、CRAZYTANK research staitionの研究員が以下のような経験をした。


東京在住の研究員が、遠方に住む両親へ、たった1時間で、あたたかいスターバックスのコーヒーを届けた


どうやったのか…これを読んでいるみなさまはその方法が思いつくだろうか。


その手法とはズバリ、フードデリバリーサービス「Uber Eats」の利用、だ。



東京在住の研究員は、実家の両親にとある悲しい出来事が起き、数日自宅から出ずに過ごしていることを聞き、何かできることはないかと考えた。そのときに思いついたのが、「あたたかいコーヒーを淹れてあげたい」ということだった。

自ら淹れてあげることがベストではあるが、難しい状況。そのときに思いついたのが、Uber Eats だった。東京にいながらオーダーをして、1時間後には遠方に住む両親へ、あたたかなスターバックスのコーヒーをプレゼントすることができたのである。

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「とってもおいしいよ、ありがとうね」


両親の悲しみを完全に癒すことはできなくても、温度感が伝わるプレゼントをしたい。できれば今すぐ……… そんな気持ちに応えてくれたサービスの体験だったという。

(なお、両親は70代で、Uber Eatsは初経験。もの珍しさから、わざわざふたりして玄関外に出て、配達パートナーから手渡しで受け取ったそうだ。図らずも「家の外に出る」タイミングも創出できたとのこと)




世の中も人々の価値観も、刻々と変化している。


普段、主夫・主婦として家事育児をしているメンバーが多い研究員たちは、このUber Eatsの体験談の共有から、日々利用する身近な存在である「スーパーマーケット」について、議論が展開していった。

研究員たちは、普段からほぼ毎日さまざまなスーパーマーケットを利用しており、そこでの気づきや発見、商品との出逢いなどを、これまで1年以上記録しつづけている。


時代が令和を迎えても、主夫・主婦の井戸端会議はいつだって、食卓の話題が中心。日々の食卓のサポーター・スーパーマーケットについては、ネタが尽きない。ただ、私たちは、現在のスーパーマーケットの利便性や質の高さに日々感謝をしながらも、これからの時代に合わせて、スーパーマーケットという場所が、どう変化していくのか、していくべきなのか、誠に勝手ながら、真剣に考えさせてもらっている。


「スーパーマーケットって、いま、リニューアルや新店舗オープンをよく見かけるけれど、基本は今までとおなじスタイルのところばかりだよね?」
「セルフレジの導入やネットスーパーはあるけれど、その域は超えない。なにか、画期的な発展系スーパーってあるのだろうか
「そもそも、スーパーのカゴってどこも同じだけれど、使いにくいと思うことない?」
「ある〜」
「カゴ、デザインしたくない?してみようか、理想の買い物カゴ」
「入口入ると、青果コーナーがまず最初にくるスーパーがほとんどだけど、いちご買う季節には、買い物カゴ内のいちごの居場所、困るよね」
「やっぱり理想の買い物カゴ、いるな」
「いるね」
「それに、青果コーナーが最初に来るスーパーがほとんどで、それにも理由がきちんとあるだろうけど、いまいちど、自分たちが考える未来のスーパーマーケットの模型つくってみたい
「それいいね、模型」
「理想のスーパーマーケットがいつでも俯瞰できるしね」
「最高。胸が高鳴る。」
これから未来に向けて、どんなスーパーマーケットが求められていくのか、本気で考えたいね。
「うん、まじめに議論したい。」
「まずは、ほぼ毎日、自分たちが利用している身近なスーパーマーケットの現状をきちんとリサーチしていこう。」
「現状整理だね。自分たちの身の回りのスーパーだけでなく、地方や海外のスーパーについても調査が必要。」
「間違いない。」


こうして、私たちCRAZYTANK research stationは「未来のスーパーマーケットを考える」という目的地はまだない旅路へと、(ほぼ見切り発車で)出発することになった。果たして、旅路の途中で、どのような出逢いが待ち受けているのだろうか…

私たちの旅はまだはじまったばかりだ。


CRAZYTANK research station研究員一同

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