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クレイジータンク通信 vol.177 『希望を自ら創り出せるようになる、という投資』

クレイジータンク通信(通称:クレタン通信)は、2020年7月よりスタートし、現在まで毎週つづいている「クレタンの今」をお届けする2000-3000字程度の通信です。2021年10月までは、クレタン関係者やファンクラブの方、十数名の方に限定的にお送りしてきました。しかし購読者の皆さまからのフィードバックもあり、2021年10月下旬より、有料にてnote公開を行うことになりました。さらに、2023年10月からは、試験的に無料公開をスタートすることにいたしました。

毎週、クレタンが何をしているか、また、何を考え行動しているのかについてお伝えしていく場です。クレタンは常に未来に向かって自分たちが「挑戦をつづける当事者」になることを大切にしています。変化する社会を生きるみなさまにとって、挑戦へのきっかけや原動力となれば幸いです。気になったときにふと立ち寄ってみてください。


◆クレイジータンク通信 vol.177◆


いよいよ今年も残すところあと1ヶ月…になりました。2023年はみなさんにとってどんな一年だったでしょうか?

…と振り返るにはまだ早いですね!あと1ヶ月、まだまだやれることややらねばならぬことが沢山あるかと思います。

身体に気をつけて師走を乗り切りましょう。

さて、今週の通信では、2023年にクレイジータンクが取り組んできた「資産研究事業」より、これからの時代の投資や資産はどういったものになると考えているかについて書きました。金融資産だけではない、これからの未来に向けた自分らしい投資や資産の考え方を、今一度考えていただけるヒントになれば幸いです。

ぜひ、ご一読ください。

【希望を自ら創り出せるようになる、という投資】


クレイジータンクが2023年に取り組んできたこととして、前年までと比較し大きく前進した事業分野が「資産研究事業」でした。

資産というと、イコールお金、といった金融資産のイメージが強いかと思いますが、クレタンの資産研究は、時代の変化や未来の予測をもとにした「これからの資産とは何か」について自分たちなりの学習と行動を繰り返しながら、深めています。

具体的には、トレーディングカードや玩具、NFT、暗号資産、そして、野菜(保けん野菜事業)や、健康、心の豊かさ…

こういった様々なモノや状態を、私たちは未来に向けた資産だと捉え、それぞれに合った投資を行っています。


投資、といえば、これまた「資金投入してあとは上がるのを待つ」といった投資をイメージされるかもしれませんが、私たちの投資は、資金を投入するだけではなく、自分たちも手を動かす当事者意識をもった努力を投入することを意味しています。

アドバイザーとして関わる保けん野菜事業を企画運営するミチクサ合同会社の秋山代表からは、

「クレイジータンクさんの、広く深い様々な知見をお借りするという、この事業にとってはお金を投入いただくよりも圧倒的にありがたい投資のカタチを取っていただいています。」

私たちの投資のカタチをこのようにご評価、紹介いただいています。

私たちは、資金を投入するだけで終わるのではなく、自らが当事者となってその事業に関わることこそが、これからの時代の投資の形であると考えています。たとえば、私たちが最近、投資の対象としている、とある海外発祥のトレーディングカードは、プレイをするファンたちが自分たちで説明書をつくり、周りの人々へ広めていったという歴史があります。このように、関わる人たちが当事者となりながらその事業や事象をみんなで支えてよりよくしていこうと動くことこそが投資になり、資産になっていくと考えています。

アドバイザーとして関わる保けん野菜事業では、子どもたち向けの「やさい研究会」というオンライン習いごとの場で、自分たちで野菜を作ることをスタートさせています。

食糧の安全保障に関する不安感は、世界各国の情勢や異常気象からも誰もが少なからず抱いているのではないかと思うのですが、「やさい研究会」を通じてやさいの作り方を学んでおくことで、いざという時に「自ら創り出すことができる」という知見や経験が不安感や事態をすこしでも良い方向へと導いてくれるはずだと考えています。

プロジェクトチームの打ち合わせの中で、とはいえ、自分たちで作ったものだけで生きていけるというレベルまでの栽培は、(仮に有事に備えて野菜を作れる知見があったとしても)一般家庭ではなかなか難しいのでは?という議論がありました。

しかし、すでに、小さなプランターで試験的にほうれん草の栽培をスタートしたメンバーからこのような話が出ました。

「家族みんながたくさん満足に食べれる量は栽培しきれないかもしれない。でも日々、少しずつ育っていく野菜の姿を観察できることが、どのような事態にあっても気持ちを落ち着かせてくれたり、未来への希望につながったりするのではないか。実際に今、毎日、栽培と観察を続けてみて、そう感じるよ」

「希望を自ら創り出せる」
「未来への希望を感じることができる」
「すこしでも前進できていることを実感できる」

こういった状態は私たちが生きていく上で、本当に重要な要素になっていくと考えており、まさにその状態を作れるモノや事業に今のうちから投資をしていく必要があると感じています。

これからは、AIの台頭により、これまでのあらゆる常識が大きく変化し、「どのように生きていけばいいのか」未来への展望を抱きにくくなる方も多くなるのではないか、と予想しています。

※以下の記事にこのように考える背景について、18年前より研究と実践を繰り返してきた内容を記載していますので是非ご一読ください。

そういった時代を生きる私たちが、未来に向けて今から投資できることは何か、未来の生活ではどういったものが資産といえるのか、今一度、皆さんにも想像して考えていただけたらと思っています。

クレイジータンクでは先述のように、資金を投入するだけで終わるのではなく、自らが当事者となって事業や人と努力をともにしながら、「希望を自ら創り出していける」状態を常に目指して、今後の資産研究事業を続けていきたいと思っています。


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