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#私が変だと思った瞬間〜変人学部・永田の場合〜

こんにちは!変人学部の永田です。

これから、「#私が変だと思った瞬間」というテーマで連載をはじめます。

①人はいつ、どんな環境で、どういう時に自分のことを”変”だと思うのか?
②そもそも、人は誰しも”変”があるのだろうか?

様々な人にインタビューをし記事にすることで、この2つの問いのこたえを見つけたい。

そんな変人学部メンバーの思いでこの連載はうまれました。


ということで、初回は自分の話を。

私の #私が変だと思った瞬間 は、大学4年次に受けた「社会福祉士国家試験の勉強をしていた時」です。

何が変だと思ったかというと・・・の、その前に。

周りにいるようでおらず何をしているのか意外と知られていない(?)社会福祉士について、知ってもらいたいと常日頃思っているので、是非以下のリンクを見て頂けると嬉しいです!^^

さて本題へ。


【社会福祉士国家試験の概要】

まずはざっと概要から。

科目は18科目群で150問、時間はトータル4時間。
約6割で合格。ただし、1科目でも0点を取ってはいけない。
私が受けた第31回の合格率は29.9%、毎年大体20%代だ。

※詳細はこちら

高校生の時からの夢だった社会福祉士。

数日前、あと2点足らず泣きもせずただ呆然と合格発表を見る縁起のない夢を見つつも、晴れて合格することができた。


【途中で変だと思いはじめた私の2つの勉強法】

やっていたことを書き出すと以下の5種類だ。

①分厚いテキスト2冊を切る→A4ノート4冊に貼ってまとめる
②制度など自分でまとめたいことはGoogleドキュメントに入力して印刷

③過去&予想問題集
④大学での講座
⑤電車の中やスキマ時間に1問1答

③④⑤は、友人もやっており割と一般的だと思う。
①②に関しては途中から「私の勉強法って変かも」と思いはじめ、友人には珍しいと面白がられていた。


①分厚いテキスト2冊を切る→A4ノート4冊に貼ってまとめる

私はかなりの言語優位だ。(言語優位について書かれている記事はこちら
※↑最初は(視覚or聴覚で言うと)視覚優位と書いていたが、言語も加えて考える・記事にあるテストを受け「言語優位の言語抽象タイプ」と分かり、訂正。

羅列している文章を理解することが苦手で、つい分かりやすいように読みながらまとめてしまう。また、話は文字化しながら聞くと理解のスピードがはやまるのだ。

変人学部のミーティングやその他の場で議事録を率先して書いているのはそのためである。

話は勉強法にもどるが、テキストというものは、次ページにまたがって記載されていたり、5ページに出てきた単語が7ページに出てきたりする。

さらに、社会福祉士の18科目群はそれぞれが独立した内容ではなく、むしろ重なる部分が多い。[7]社会保障の1つに介護保険があり、[16]高齢者に対する支援と介護保険制度とタイトルにもあるように介護保険が出てくる、といったように。

そのため、テキストを一通り読んでいると

「あれ、この単語さっきも見たわ」
「ここ、あの科目に書いてあることとほぼ同じやん」

情報が分散していると、そっくりそのまま私の頭の中も分散してしまう。

「もう無理や!読むだけじゃ頭の中に入らないし整理できへん!」

気づけばテキストを定規で切り、ノートに貼ってまとめていた。

(両面なので)片面をコピーし、定規で切り、ノートのどこにどの情報をまとめるか決め、貼っていく…

友人がテキストを読みマーカーを引いて書き込んでいる横で、テキスト・コピー機・定規・のりを使って慌ただしく作業している私。

読むだけで頭の中を整理できたらなんて楽なんだろうと、時間のかかる地道な作業をしながら悲しくなりかけたが、おかげで頭の中を整理することができた(合格できたのはこれをやったからと自信を持って言い切れる程)

当時、友人が面白がって動画にしたものが残っていたのでスクリーンショットを。

画像1

これは切り貼りしている途中のテキスト。最終的には残っているページも全てなくなった。(空洞がなんか怖い笑)

そして、テキストの行き先はこのノート↓

画像2

ちなみにこれは「社会福祉法人の制度」についてまとめているページ。
余談で、私は自他共に認める”物が少ない人”なのだが、このノートたちだけはいまだに捨てられず本棚に入れている。


②制度など自分でまとめたいことをGoogleドキュメントに入力して印刷

①でノートに切り貼りしてようやくまとまった…訳ではなかった。

特に制度。

児童、高齢、障害、社会保障(年金、医療保険、介護保険など)etc.
分野も様々、さらに日本だけでなく海外の制度も。

「えっと、恤救規則が1874年で、救護法が19...何年やったっけ?」

移り変わりまで覚えようとなるとてんやわんや。

そこで活躍したのがGoogleドキュメントの表。

手書きだと、「あ、この制度書き忘れてた!」が起こりそうなのが目に見えて想定されるのと、頭で考えるスピードに手が追いつかなくてイライラしてしまうからだ。

入力していくうちに「あ、これよりこっちの方が前なんや!」と理解を深めることができた。

※余談だが、同年度に受験した保育士試験の勉強でもこの方法を使った。


【まとめ】

①分厚いテキスト2冊を切る→A4ノート4冊に貼ってまとめる
②制度など自分でまとめたいことはGoogleドキュメントに入力して印刷

分厚いテキスト2冊・コピー機・定規・のり・PCを使い、コピーして切って貼り、PCに入力…と机の上はもはや作業場、端からみたらほんとに勉強してるの…?状態。

だが、途中まで"変"と思うことはなかった。それよりも、とにかく頭の中を整理したい気持ちでいっぱいだったから。
が、なかなか終わらず、さすがにもっと効率良い方法をと考えたが、この方法が合いすぎて手が止められない自分に気付き、それを見ていた友人には面白がられ、ふと「あれ、私の勉強法って変かも」と思いはじめた

これが #私が変だと思った瞬間 だ。

同時に「人って勉強の仕方1つでこんなにも違いが出るんだ、面白いな」と思った。
もし私のような勉強法をしている方がいらっしゃったら、是非教えて頂きたい。(周りにはいなかったので)


次回は、誰かにオンラインインタビューをして記事にする予定です。わくわく!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました^^


変人学部 永田久実



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