【ガチヨタ】徒然なるままに、日は昇る

徒然なるままに日暮 心にうつりゆくよしなしことを そこはかとなく書きつくれば あやしゅうこそものぐるおしけれ

国語の教科書で見たことありますよね、そうです。
吉田兼好(兼好法師)の徒然草の冒頭です。
何も見ずに書いたので、漢字は間違えているかもしれないですが、そこはご愛敬。

めっちゃ好きなんですよね徒然草、全部読んだことないけど。
冒頭の意味はざっくり言うと、「クソ暇やったから適当なこと書いてたら、気づいたら日ィ暮れてたわ(笑)」みたいな感じです。

徒然草の内容自体は、冒頭の文にあるみたいな、今でいうエッセイなんですよね。
僕がこうやってつらつら書いている日記みたいな感じで、とりあえず思ったことを適当に書いてたら200を超えるすごいエッセイ集になったってのが徒然草なんですよ。めっちゃ素敵。

この吉田兼好って和歌の才能もすごかったらしくて、和歌って5・7・5・7・7じゃないですか、それの5行の頭文字を繋げたらメッセージになる。
いわゆる縦読みみたいなことをしていたらしいです。
すごくないですか?1200年代ですよ?
そう考えたら今の時代にインスタで縦読みの投稿して、匂わせをしている女はある種歌人の才能を受け継いでいるのかもしれません。
そういう女をこれからは現代の歌人と呼んで嘲笑いましょう。

彼の文章の魅力は「無常観」にあります。諸行無常ってやつですね。
今あるものはいつか無くなる、それは人も権力もお金も、形あるものはいつか崩れて消え行く。そういうものなんですよ。
そういう考え方が、800年ぐらい前から既にあって、しかもそれが現代でも読める形で残っているっていうのは、なんとも感慨深いというか、不思議な気持ちになります。

ああ、無常ってやつですね。
マクロな視点で見れば、人ひとりの人生なんてその辺に落ちてる葉っぱぐらいの価値しかありません。
あくまで僕たち動物っていうのは、遺伝子を次の世代につなぐための入れ物でしかないんです。
人間の脳が発達しすぎて忘れがちですが、僕らに世界の命運をどうこうするほどの価値なんてありません。

別に暗い話じゃないですよ?そういうもんだって話です。
まあ逆に考えれば、多少好きに生きても許されるってことですよ。
俺なんてめちゃくちゃ好きに生きてるし、おかんによく呆れられるぐらいには。

もちろん責任とかの、重い物を背負っている人はいるかもしれません、でも俺そんなん持ってないんで、そういう人の気持ちはわかりません、ごめんな。
頑張ってくれ。

無常観って、いい意味での諦めをもたらしてくれる素晴らしいものなんですよ。
ポケットに入れといても損しませんよ?割とおすすめ。


僕たちはいつか死にます、元も子もありませんが、人生で一番若いのは今なんです。

これ今日の金言ね、明日寝るまでは覚えとけ。

結局のところ、自分のしたいことをして、後悔するのもいいじゃないですか。
その経験があるから、次は同じ轍を踏まなくなるわけでしょ。
そもそも、後悔っていうのは先に立たないものですからね。

ガチヨタをガチヨタたらしめる悪口成分があんまり浮かんでこないですが、まあたまにはいいか。
朝方に汚い気分になりたくないので、とりあえずいい話風に終わらせときますわ。
徒然草ぐらいの、軽いノリでこれからも続けていきたいなと思います。
とはいえ、僕の場合「書いてたら日ィ昇って来たわ(笑)」やから、徒然草というより自堕落で草って感じなんですけどね。

えー、機能性のかけらもない紐がいっぱいついているタイプの下着、大好きです。

それじゃ、またこんど!


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