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Design Collegeで「なぜ、デザイン?」を語ってきた!

お疲れ様です。クレイジーひかりさんです!

3/12にDesign CollegeさんによるLT大会
Design College#1「なぜ、デザイン?」
へLT登壇者として参加してきました!

今回はこのイベントでどんなことを語ってきたのか、どんな出会いがあったのかを書いていきたいと思います。

Design Collegeとは?

「日本のデザインを成長させる」をミッションに6人の現役学生デザイナーさんが立ち上げた、学生のためのデザインコミュニティーです。
社会に入る前の学生だからこそ、これからデザイナーになる人向けのアクションを取っていくことで未来の日本のデザインに影響を与えられるのではないか?と考え、幅広いデザインの情報交換の場を作っていくそうです。

私が語ってきたこと〜思考の翻訳とDesign〜

今回、私が語った内容は大きく分けて2つ

デザインをするようになった時
思考の翻訳家って?

を10分程度で語らせていただきました

デザインをするようになった時

1.最初の夢

今回のプレゼンを考えるとき「何で、私はデザインをしているのだろう…」と過去のことを色々と振り返ってみました。

さかのぼること13年前、よく考えれば当時の私の夢は…

ゾウさんそのものでした。

と、冗談は置いといて…
私は5歳ぐらいからずっと絵を描くことが大好きで、自由帳も何冊も買ってもらっていました。

改めて見返してみると、女の子の絵がとても多く当時から美少女が好きだったことが伺えます…
そんな私を育てた母は、学生の頃は漫画家になりたかったそうです。

母は漫画家になれませんでしたが、それでも絵を描くことが大好き。
とっても可愛い美少女イラストを描いてるのを横で見ていた私は
「いつか、ママのような可愛い女の子を描く漫画家さんになりたい」
と考えるようになりました。

2.夢を諦める

しかし、その夢は中学時代、先生のある一言で諦めることになりました。

私は勉強ができる人間ではありませんでした。
苦手な社会なんか、赤点なのが当たり前なくらい。
それを見かねた先生が放ったのがこの言葉。

そっか、私のやってることって役に立たないんだ。
イラストって、絵を描くって役に立たないことなんだ。

絵を描くことも好きだけど、人に役立たずって言われることの方がずっと怖かった私は、その一言で絵をやめ勉強をするようになりました。

でも、苦手なもの嫌いなものって身にならないんですよね。
成績はあまり伸びませんでした。
むしろ、「もっとやれもっとやれ!」と言われてしまい、結局は体調を崩してしまい不登校になるという結果に…

3.デザインへの道

不登校になりすっかり身体が動かなくなってしまった私。
しかし、合唱団に所属していた先輩のある一言が私がデザインの道へ進むきっかけとなったのです。

初めての制作依頼、とっても嬉しかったのを覚えています。
内容は合唱団の定期演奏会のチラシ。夢中になって作ったのがこちらです。

今見ると、まだまだだな…と思います。
でも、当時の先輩は「すごいじゃん!」「めっちゃかわいいやん!」と、
とても褒めてくれたのを覚えています。

先生は役に立たないって言ってたけど、私のイラストは役に立った。
漫画じゃなくても、チラシみたいに一枚絵を作るの楽しいじゃん。

これは調子乗ってもいいんじゃね?!

と思い、デザインの道へ進むことになりました。

思考の翻訳家って?

ここからは、今の私についての話です。
思考の翻訳家と名乗り始めたのは最近のこと。
いろんな人が、「思考の翻訳家ってなに??中二病??」って思っていると思います。

この思考の翻訳家にはちょっとした感動話があるのです。

1.親友の悩み

この思考の翻訳家という肩書きを名乗ろうと思ったのは、私の親友Naokoのある一言を聞いたことでした。

Naokoとは高校一年生の頃から仲良くしてて、私もNaokoのことは好きだし、Naokoも私のことを大好きって言ってくれてる大切な親友です。

そんな彼女は、一つの悩みを抱えていました。

彼女は他の人よりも感受性が高く、表現するものも他の人とは違ったものでした。
私はその感性が大好きなのですが、他の人からはなかなか理解してもらえなかったそうです。

彼女は、「確かにしゃべっている言葉は日本語なのに、別の言葉で話しているみたい。理解してもらえない。」と言っていました。

その時、彼女は同時にこんなことも話してくれました。

私とは、同じ言葉で話せているというのです。

私はNaokoにたくさん助けてもらいました。
私が泣いて取り乱している時も、励ましてくれた。
間違った方向に進もうとすれば、叱ってくれた。
お互いに、いろんな意見を交わして、いろんなことを話した。

今、Naokoが悩んでいるなら私は助けたい、いや助けなくてどうする!
そう考えた私がとっさに出た言葉は…

「私があなたの翻訳者になるよ。Naokoの考えが他の人にもわかるようにしよう。そうしたら、理解されずに苦しむことはないでしょ?」

これが、思考の翻訳者という私の役目の始まりです。

2.思考の翻訳者とは

同じ日本語を話していても、遺伝子が違い経験が違う私たちが思考するものは決して同じではありません。
そして、その思考の違いはまるで言葉の違いのように
誤解を生み、すれ違いを生み、それはやがて争いへと発展していきます。

すべての人間が分かり合い仲良くなれるとは思いません。思考の違いがあるからこそ、全く理解できないものもあります。
しかし、誤解やすれ違いはどうでしょうか。あと少し話せば誤解が解けて理解できるかもしれない、すれ違いがなくなるかもしれないのに。
少しの誤解とすれ違いが、争いの種になる。私はそれがとても悲しいことだと思っています。

言葉の違いは、お互いがわかる言葉に翻訳することで誤解やすれ違いを少なくすることができます。
思考も同じように、その人の思考をわかりやすく表現すれば、誤解やすれ違いを少なくすることができると考えました。
じゃあ、この思考をわかりやすくすることを私が担っていけば、少しは争いをなくすことができるのでは、と考えました。

これが、思考の翻訳者という役目です。

3.思考の翻訳のやり方

さて、この思考の翻訳、どうやってやっていこうかなと考えた時、あることに気づきました。

思考の翻訳って、デザインやコピーライティングとすっごく考え方が似ているんですよね。

例えば、ロゴデザイン。ロゴってその会社や商品のいいところや、どんな思想があってこの世に生み出されたのか、というのがロゴを通すことでわかりやすくなります。

コピーライティングもそうです。会社の強み、サービスの素晴らしいところを的確に、一言で(あるいは文章で)表してわかりやすくする。

これは、一つの思考の翻訳のやり方なのではないでしょうか。

そして、このデザインとコピーライティング…これは私が得意とする分野でした。

先ほど語ったように、私はデザインやイラストを作るのが大好き。
国語、特に現代文が好きだったので、何かを言葉で表すのも大好き。

たまたま大好きだったものが繋がって、視覚と言葉での翻訳を目指すことにしました。

だから、私が「なぜ、デザインをするの?」と問われれば

と、私は答えます。

以上が、発表したスライドの内容です。

発表後〜反響と懇親会〜

さて、プレゼンが終わって懇談会。

他の観覧者の方からは「めっちゃよかったよ!」「印象に残った!」等たくさんの嬉しいお言葉をいただきました。

Twitterでも、たくさんの感想をいただくことができました。
その一部をここに掲載させていただきます。

懇談会ではピザを食べながら

「ここのイベントめっちゃいいよ!今度一緒にいこうよ。」
「普段何をやっているの?どんなデザインをするの?」

等、デザインに関わることからその他のことまで色々な話を聞けました。

とっても楽しく、また他の方の「なぜ、デザイン?」を聞けることでさらにデザインへの新たな視点を持つことができるイベントでした!

次の記事は、このプレゼンをどのように作っていったかを公開したいと思います。プレゼンの作り方に悩んでる方、結構多いと聞くので参考になればいいなと思います。

それでは!また別のイベントで!


助けてくれ〜〜〜〜〜!!!!!!