小・中・高・大学すべての学生に贈る。”これから”の未来の切り拓き方。
先日、地元の中学校の授業にゲストとして呼ばれた。
受験を控えた、3年生の授業。
先生からのリクエストは「これから新しい道に進む3年生に、地域の先輩からお話を」というもの。
すごく田舎の学校なので、ほとんどの人が町の外の高校へ通い始める。
そしてそのまま就職・大学進学を機に地元を完全に離れて都会へ出て行く、というのが一般的なコース。
だからこそ先生は、地元で、地域で生きる意味を改めて考えるような話をして欲しかったんだろうと察しはつく。
でもあえて、「地域」という切り口はやめた。
彼らの人生の主人公はあくまで彼ら自身。
地域が生き方を押し付けるもんじゃない。
もっと、彼らひとりひとりの「生き方」にスポットが当たるような時間にしたい。
そう思って話してきた。
授業で話したこと、割と重要な気がするのでテキストにしておくことに。
これをどこかの学生が目にすることがあって、少しでも励みになれば幸いです。
テーマはズバリ、これ。
未来の切り拓き方。
まずみんなに聞きたい。
「あなたの夢はなんですか?」
できればここは、ガチなやつを考えてほしい。
本気で叶えたい夢ね。
それを今、この場で語れるだろうか?
そもそも、みんなは夢を見つけているのだろうか?
まず前提として言っておきたい。
ここでいう夢とは、将来なりたい職業のことではない。
もちろんそれも良いんだけど、もっと気楽に考えて良い。
行きたい場所、食べたい物、会いたい人…
こいうのも、立派な夢だと言って良い。
君が本気なら、ね。
これなら、色々思いつくんじゃないだろうか。
…これでも思い浮かばない…?
夢が語れない、という問題
せっかくみんなにはこれから先の長い人生があるんだから、語れる夢がないってのはちょっと問題だと思う。
でも僕は、そんなにオジサンでもないから「最近の若者は夢を持ってないくてダメだ!けしからん!」とか言わない。
冷静になって考えると、みんなが夢を語れない問題の大きな2つの側面が見えてくる。
それは、
1)そもそも夢が見つからない
2)人に夢を語るのは恥ずかしい
ということ。
ここをどうにか乗り越えられれば、みんな未来に向かって歩き出せるんじゃないかな。
というわけでひとつずつ解決していきたい。
夢が見つからないのはなぜ?
これは最初に答えを言ってしまうと、
情報量が圧倒的に足りてないから!
夢っていうのは生きてるうちに出会うもの。
そこに出会うまでは、自分が何に惹かれ、何を求める生き物なのかをはっきり自覚するのは難しい。
野球というスポーツを知らなければプロ野球選手になりたいとは思わないし、YouTubeを見たことない人はYouTuberになりたいだなんて言うはずがない。
そう、夢が見つかっていないみんなは単純に情報と出会っていないだけ。
…だったら出会えば良いんじゃない?
これを読んでるそこの君。
君がこれを読むために、今まさに使っているツールはなんだ?
そのツールはきっと、世界の今と未来を覗ける、すんごい道具だと僕は思う。
Twitter、Instagram、YouTube…他にもたくさん。
世界で今何が起きていて、これからどこへ向かおうといるのか。
それを簡単に見つけられる時代になった。
このネットの海には、君の夢の材料になる情報が必ずある。
いま、夢が見つからないそこの君。
スマホでも良い、PCでも良い。
まずは、世界を覗こう!
ついでに僕のツイッターもフォローしてねw
夢を語るのは恥ずかしいのか?
ここからは、内に秘めた大いなる夢をもってる君へ。
その夢を口に出すのは恥ずかしい?
うーん、気持ちはよくわかる。
友達にバカにされるかもしれない。
親や先生に批判されるかもしれない。
君の夢が本気であればあるほど、
「そんな夢くだらない」
「それで食っていけるの?」
とか言われたらたまんないもんね。
わかる。わかるなあ…。
実際、くだらないとバカにしてくる奴はいるし、タチの悪いことに「君のことを思って」とあれこれ理由をつけて止めようとする奴もいる。
昔なら、夢を人に話すと嫌な気持ちになっちゃうことも多かったと思う。
でも、今は時代が変わった。
これからもっと変わると思う。
これからは、「夢は語ってなんぼ!」になる。
むしろ、語らずに黙ってると損するかもしれない。
夢は語ってなんぼ!なワケ。
みんなはクラウドファンディングって言葉は知ってるだろうか?
ざっくり言うと、
ネット上で自分がやりたいことを高らかに宣言し、その実現のために必要なお金の支援を募集する仕組みのこと。
今、このクラウドファンディングの仕組みを使って、みんながいろんなプロジェクトを進めている。
こんな商品作りたい!
こんなイベント開催したい!
お店をオープンしたい!
もうほんとに色々ある。
実際にどんなのがあるのか、興味あったらのぞいてみいてね!
支援してくれた人にはリターン(お礼)をするっていう流れなんだけど、これの何がすごいって、
夢を叶えたい人が、大声でその夢を語っているということ。
そして、
夢に共感してくれた人が、応援してくれるということ。
あれ、なんだこれ?
夢を語るのは恥ずかしいんじゃなかったっけ?
バカにされたり、批判されたりするのが怖いんじゃなかったっけ?
そう、これがネット全盛の今だからこそ言えること。
夢は語ってなんぼ!
ネットの世界では、夢を堂々と語って良い。
できれば、より本気のことを、より大きな声で語った方がいい。
もちろん、君よりもこの世界の今と未来をわかってない人が、相変わらず君の夢をバカにするかも知れない。
でも、ネットの世界の仕組みを上手く使えば、君の夢を
「それ良いね!」
「応援するよ!」
と言ってくれる人がきっと現れる。
こんな素敵な時代になってるんだよね。
なんども言うけど夢は語ってなんぼ…
いやむしろ、夢を黙ってたら応援してもらうチャンスを逃すから損しちゃうんだよ!
未来の切り拓き方。〜未来ある全ての学生へ〜
さて。
先日、地元の中学校でこの話をした。
みんな真剣に聞いてくれた。
そしてみんなに投げかけてみると、それぞれの夢を語ってくれた。
アメリカに行って、メジャーリーグの試合を観たい。
カナダに行って、オーロラが見たい。
ワンオクロックに会いたい。
声優さんに会いたい。
クラスのみんなが聞いてるところで夢を語るのは緊張したと思う。
ガチなやつ教えて!に対して答えてくれたみんなの夢。
だからこれは本当に素敵な夢。
この「夢を語る」っていう作業が、君の力になる。
というわけで、
若いみんなが夢を叶えて未来を切り拓くには、
まずは情報を集めて夢を見つける。
大きな声で夢を語る。
が鍵になるんじゃないかなって話でした!
みんながもっと自由に、本気でやりたいことにチャレンジできると良いなあ。
僕の言葉が少しでも励みになったら幸いです。
言い忘れてた。
散々偉そうに「夢語れ!」って言ってしまったけど、「そういうお前はどないやねん」というツッコミがずっと聞こえている。
だから最後に、僕の叶えたいガチな夢を書いて終わるね。
・僕が作る「福賀すいか」を”ぶっちぎり”で日本一美味いスイカにする!
・福賀神楽を100年先に残るエンタメにする!
・自分でブリを釣って、熟成して食べる!
・京都の肉料理「にくの匠 三芳」に行く!
・日向坂46に会う!
まだまだあるけど、ざっとこんなとこかな。
この夢がどんな形で実現するのか?
その様子は僕のブログやツイッターで確認してほしいっ!
夢を叶えるのは、僕が先か、みんなが先か。
みんなに負けないように僕も頑張る。
では、いつかどこかで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?