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少子化を止めるためにやめる事

それは男性全年齢の側の家父長主義と男尊女卑の考え方と高齢女性の奴隷根性。

30代の飲み友達が離婚した。理由は彼女の夫のモラルハラスメント。詳細を聞いてみたところ、酷い男尊女卑思考で家父長制度バリバリで女性を奴隷か何かだと思っている様子なのだ。結婚当初は気が付かなかった、と話していた。そりゃ、だいたいモラハラな人は外面がよいものね。

50代の私から見ると「30代で元夫さんはまだそんな古い考え方なの?」と驚いたが、更に突っ込んで聞いてみると、その離婚した夫の父親、つまり彼女の元舅がそういう考えの人で、別れた夫がどんどんそっくりになっていくという話だった。

そして彼女の元夫の母親、つまり元姑は奴隷のようにこき使われていて、なんでもかんでも言いなりで、夫の実家へ行くのが苦痛だったと話していた。古い考え方が女性に対して行われたてきた事で、高齢女性たちは奴隷根性がついてしまっている。

女性は男性のいう事を何でも聞くもの、と思っている親世代の男性は多く、飲み屋なんかでしつこく話しかけてきて絡まれるのだが、そんなにお話し相手になってもらいたくてチヤホヤしてほしければ、「お金さえ払えば」チヤホヤしてくれる女性がいる高級なお店に行けばいい。女性は無条件で男性の相手をしたがっているし、するべきではないか、という男性側の認知の歪みなんだけど、困ったことに男性側は歪んでいると思っていない。

家父長制度はそのままで、女性には「経済を活性化させるため外で働いてほしい」と国が言えば国は男が回しているのだから女性は(奴隷根性が染みついているはずだから)言う事を聞くべきだし、(奴隷だから)今まで通り家事も育児も介護も女性がやるべきである、という考えを変えられないし、おかしいと思っていない。

ちなみに上記に書いた離婚した30代の飲み友達の、離婚した夫の実家は凄く田舎。場所を聞いたら「え?田舎?なんにもなくない?」というド田舎で、男尊女卑デフォルトのお爺さんしかいなくても仕方が無いように思う。

野本さんの記事で東京圏に若い人が集まる原因はなにか?というような内容書かれていたが、簡単に説明すると、そんな家父長制度と男尊女卑が当然の田舎にいたくない、女なんかに学は要らない、子供を産め産んだら次は介護だ、女なんかに学は要らない、そんな価値観の田舎に住みたいわけがない。

自ら「男性に奴隷のようにこき使われて一生を終わりたいです」なんて女性がいるわけない。

そんな家父長制度をもとに国のシステムがなされているので、家父長制度と男尊女卑を止めたら国のシステムを変えなければならない。

ここまで書いて、先日オーディブルで聞いた勝間和代さんの本の中で、父親が母親に「おーいお茶」と命令するのを見て、結婚はそういうものだと刷り込まれる、と紹介されていたのを思い出しました。「おーいお茶」の何が悪いか分からない方は下記の本を読んでください。

男性の古い価値観と甘えのメンタルが変わらないとこの国は変わらないということが分かりました。

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