緩みをもって暮らす

昨日ちょっとした出来事から時間を無駄にする事について自分を責める習慣がついていた事に気がついた。

歩いて片道7分にイライラする自分

今日、動物園に行ったら（自宅から徒歩7分程度）年間パスポートがスマホケースのポケットに入っていなかった。いつも必ず入れているのだが。きっと落としたのだ。

家に戻って抽斗に入っていないかを確認するだけなのに〝時間を無駄にしてしまった〟とイライラした。家は道路２つ挟んで隣、歩いて7分の距離を戻るのに凄くイライラ。

今日はお休みなのだからイライラする必要がないし緊急の予定が迫っていることもないのに。
イライラしつつどうしてなのかを冷静に考えたところ、せっつかれる習慣が子供の頃からついていた事に気がついた。実母から常に時間がたっぷりあっても、どれだけ余裕があっても、ほかに何も予定が無くても、早く早くと言われてきた。

せっつかれる習慣

大人になって結婚してからは実母と一緒に暮らしていないのにも関わらず、毎日のように電話が来て、実母には関係のない日々の出来事まで根掘り葉掘り聞いてきては「その用事を早く終わらせろ」と繰り返し電話を掛けて来た。

よく事件の報道などでストーカーがその被害者に繰り返し電話をするとニュースで伝えられるが、実母は本当にニュースの事件のようなレベルで毎日電話をかけてきた。その後、電話に出るのが嫌で嫌で生活に支障が出るので、実家の電話番号を着信拒否にしてしまった。

実母がなぜそんなに他人にセカセカとせっつくのかはわからないし、私に限らずご近所の人の生活にもよくクビを突っ込み嫌がられていた人だったが、そういう行動をとりたがる理由は実母自身にしかわからないし、解明しても意味がないと思う。

私が、私自身で決めた予定より時間が狂うとイライラするのは、こういう昔からのせっつかれる習慣だと気がついた。

気がついたから、もう明日からイライラしなくて済むな。気が付けてよかった。