薬剤師の自己啓発をどう進める?最近導入したSchooの使用感ついて
くれよん薬局経営企画部です。
今回はweb研修サービスであるSchooを導入してみた件について書いてみようと思います。
中小調剤薬局における研修制度について
中小規模の調剤薬局では一気通貫型の研修制度を年間通じて稼働させることは容易ではないと思っています。
単発的に講師を呼んで講演してもらう、OJTで上司をつけて指導をする、というのが限界で、研修を行う目的である「社員の成長」について、効果測定をすることは難しいと感じています。
Schooの導入について
研修システムを導入するにあたって意識したことは下記のとおりです。
・ビジネスマナーやマネジメントなど研修機会が少ないが会社にとって
必要な項目が含まれた研修サービスであること
・受講を希望する全社員に提供すること
・コストが高くなりすぎないこと
・実施状況を把握でき効果測定の材料にできること
・コロナ渦にあっても活用しやすい仕組みであること
以上を勘案した結果、Schooを導入することにしました。
・ビジネスマナーやマネジメントなど研修機会が少ないが会社にとって
必要な項目が含まれた研修サービスであること
→研修項目や講師が多岐に渡っていた。
・受講を希望する全社員に提供すること
・コストが高くなりすぎないこと
→希望する全社員に研修機会を提供してもコスト的に許容できた。
・実施状況を把握でき効果測定の材料にできること
・コロナ渦にあっても活用しやすい仕組みであること
→Web動画サービスであり、実施状況が管理画面にて把握できた。
導入して3ヶ月経過して見えた課題について
自己啓発として、業務時間外に自分の勉強にどれだけ時間を割くことができるか、ということについては個人差が非常に大きいです。
リマインドを行い、利用を促す仕組みを構築していきます。
「研修制度はありますか?もっと勉強して成長したいです」
採用面接をしているとよく受ける質問ではありますが、ただ息抜きをするためだけに仕事する時間を使って行うような受身形の研修制度は設けていません。
学会参加もSchooも自由参加です。
将来のキャリアビジョンを定期的に振り返ることによって、いま自分が何を勉強するべきかを自分で判断することができると考えています。
会社は後押しをしてあげるだけ。
薬剤師・事務員/正社員・パートなど職位や雇用区分に制限はありません。
申請すれば誰でも自己負担なく受講できるようにしています。
くれよん薬局では各社員のキャリアビジョンを定期的に振り返ってもらうことで日々の仕事に対する動機づけを行ったり、自身の課題に向き合ってもらうことを大切にしています。
くれよん薬局経営企画部 小坂
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