建物調査診断報告書 ① ~ 劣化問題なし

管理会社が作成した「建物調査診断報告書 2020.12」をじっくり読んだが、特に「問題となる建物の劣化」は見当たらなかった。外壁が一番悪い判定となっているが、タイルの浮きは0.7%、ひび割れは2㎜/㎡である。外観を目視しても、特に目立った劣化は見当たらない。

ところが報告書では「足場が必要な大規模修繕工事は2~3年後を目処に実施することを勧める」となっており、修繕計画が立てられていた。よく読んだが「修繕が必要である技術的な根拠」は明確に示されていない。

今の状態で6000万円をかけ、全面足場を組んでタイルの張り替え、コーキング打ち替え、壁面塗装の塗り替え、廊下長尺シートの張り替え」などの修繕工事は「コスパが悪すぎ」だろう。「現状で大規模修繕工事が必要な状況ではない」と考えられる。

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