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ストレスで例えられる心のコップって強くなるものだと思ってた

よくストレスの溜まり具合やストレス耐性とかの話をする時に、例えとして『心のコップ』という形で表すことがある。

コップの大きさがその人のストレスの許容範囲で、注がれる水がストレスそのもの。次第にこの水(ストレス)が蓄積されていくと、コップ(許容範囲)から溢れちゃって、体を壊すよってお話し。

この話の中でなんとなく、マインドや経験によってこの『コップ』は、より強く大きくできるものだと思ってた。

実際、ブラック企業にいた時とかがむしゃらに働いてた時は、今よりもきつい環境だったけど耐えられたし、コップが大きく成長してるんだと感じてた。

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けど、その後の仕事の状況や当時の経験を思い返すと、どうもそんな感じじゃない。

今は、コップ自体は人によって変わるけど、その人自身のコップの大きさはそこまで変わらない。ただ、注がれる水が溜まっている事に気付きづらく麻痺させてるんじゃないかと思っている。

相当忙しい時やブラック企業の根性・崇拝論でマインドが支配されてる時は、この麻痺成分が入った水がコップに注がれているイメージ。
この状態だと、水が溜まっても気付けない。

麻痺った状態で、ストレスに強くなった気がしてるけど、実は溢れてましたパターンは危険。
よくある糸プッツーン現象はこの類いだと思う。

心に余裕がある時ほど、微妙なストレスの変化に気付ける気がする。

働いていく中で、どこか麻痺させて気を紛らわせないとやっていけない時期もあるけど、そうやって麻痺させ続けて体が壊れた後、その責任は自分がとることになる。

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