音楽創作|GarageBandで音楽をつくる3 堪らずに聴いてタモーレ
誰にだって音楽はつくれるのさ
誰にだって音楽はつくれる、なんてーことをいうと「お前はミュージシャンを敵にまわすのかー」といわれそうですが、そうではありません。当方は、現役ミュージシャンの創作意欲に火をつけようとしているのです。
せっかく楽器ができて音楽を奏でることができるなら、どうせならオリジナルをつくればいいのに、なんてーことを思うわけであります。さらにはコピーもいいけど、せめてカバーにしてね、と切実に思う今日この頃であります。
小説や絵画などの創作では、一般的にコピーすること自体に意味がない。なぜなら、誰もその価値(贋作)を認めないし、需要もないからです。
一方、音楽では、なぜかコピーという行為がまかりとおっています。創作としての音楽を聴かせるのではなく、単に演奏者が楽しむためでしかないが、意外と根強い需要があるようです。ちなみに、カバーは創作の範疇にあります。
当方は、楽器は少々嗜む程度であり自由自在に演奏はできません。そんなら、生意気いうなや、音楽つくれるなんていわんといてー、とお怒りにある人たちも少なからずいると思います。いやー、これが実際いるんだなー、ほんとに。
サンプリングとリミックス
とはいえ、現代ではガレージバンドのような音楽ソフトも充実し、楽器がうまくできなくとも音楽はつくれる時代であります。これは既成事実です。
音楽ソフトでの創作は、端的にはサンプリングとリミックスから成り立っています。サンプリングとは、引用または参照することであり、リミックスとは、構成を意味しています。これは、アートでいえば、コラージュとおなじです。
コラージュは、既存の印刷媒体から選び出した写真や記事、または物などを、自分なりのイメージで構成し、貼り合わせてできあがります。
したがって、サンプリング=素材を選び出すセンス、リミックス=構成するセンス、さらにはテーマなどが問われます。そこがアートのコラージュと、ガレージバンドなど音楽ソフトで創作する音楽の共通点となっています。
絵が描けなくともコラージュは誰にもできます。ちなみに絵だって、本当は誰にでも描けます。だって、子供なんて得意でしょ。大人が絵を描けないのは、自意識過剰になっているからに他なりません。
下手だと他人にいわれたらどーしようとか、考えてしまうのが大人です。ちがうでしょうか。音楽もそうです、ちゃんと勉強して、楽器が弾けるようになってから、なんてこと少しも考える必要はないと思います。
坂本龍一さん曰く、「10年、20年も音楽や楽器を習ってから作曲などする必要はない、そんなの機械にやらせればいいじゃないか」、正確ではありませんが、そのようなニュアンスのことを随分と前に言っていました。
さすが教授ですねー、ちなみに坂本氏は、ピアノがとても達者なので業界に対しても、ある意味余裕で過激なことが言えます。
そこが当方とはだいぶ(けたはずれに)違っていますが、とにかくいわんとするところはとても良く似ています。たぶんですが。
で、なにがいいたいか
要するに、固定観念などいいかげん脱して、もっと自由に音楽つくろうぜー、なんてーことをいいたいのであります。固定観念は年齢を重ねるごとに増えてくる、それは自分を省みて実感しています。あしからず。
なお、いい気になってYouTubeに動画上げてんじゃねーよ、というひとも少なからずいると思います。どうせ自己満足だろうというひといるでしょう、しかし、創作者個人としていわせてもらえば、ちっとも満足していません。
創作とは、満足したら終わりです。その先はありません。それがつくらないひとには理解できないようです。残念ですが…。
ガレージバンドで音楽つくることは、イメージどおりにはいきません。なぜなら、ループ音源には限りがあるからです。打ち込めばいいと思いますが、現時点ではそれを行っていません。(ほんの少しだけあります)
思い描いたイメージを限られたループ音源中心でつくっていくと意外な方向性が見えてきます、そこが案外面白いと思っています。
注釈:ガレージバンドでは、楽器ができれば、自分の演奏を取り込んでリミックスし、イメージに近い音楽をつくることも可能です。
では、前置きはここまでとして、以下の音楽をぜひご視聴ください。
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音楽創作|GarageBandで音楽をつくる3 堪らずに聴いてタモーレ
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