『レッド・ドラゴン』
みなさん、こんにちは!
今回は、
『レッド・ドラゴン』
を紹介します。
公開年:2002年
監督:ブレット・ラトナー
主演:エドワード・ノートン、アンソニー・ホプキンス、レイフ・ファインズ
あらすじ
物語は、連続殺人犯ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)が逮捕され、彼の逮捕を果たしたFBI捜査官ウィル・グラハム(エドワード・ノートン)が引退していた時点から始まります。ウィルはレクターの逮捕において、犯人の心理に入り込むことで役立っていましたが、その経験からくる精神的な負担から離れることを決断しています。
しかし、新たな事件が発生し、新たな犯人「トゥース・フェアリー」が現れます。ウィルは再びFBIに呼び戻され、この事件の解決に協力することになります。彼は再び犯人の心理に入り込むため、かつてのライバルであったハンニバル・レクターに協力を仰ぐことにします。
一方で、レクターは刑務所で心理学者のフレデリック・チルトン博士(アンソニー・ヘッド)と関わりながら、新たな事件にどのように関与していくのかが描かれます。そして、ウィルとレクターの協力により、事件の背後に隠された真実が明らかになっていきます。
ウィルは新たな殺人事件の捜査の中で、フランシス・ドラヴン(ラルフ・フィエンネス)という男が「トゥース・フェアリー」である可能性に気づきます。フランシスはレクターによって「レッド・ドラゴン」と呼ばれ、自らの変態的な性格により、家族を殺害する連続殺人犯として狂気の行動を繰り広げていました。彼の犯罪には、レクターが事件にどのように関与していたかという複雑な因縁が明らかにされていきます。
物語は、ウィルとレクターが協力してフランシスを追い詰め、事件の解決に向けて迫る中で、心理戦や緊迫感ある展開が続きます。そして、ウィルとレクターの複雑な関係、そしてフランシスの心の闇に迫ることで、観客は予測不可能なサスペンスに引き込まれます。
『レッド・ドラゴン』は、ハンニバル・レクターを中心にした緊迫感あるストーリー、キャラクターたちの複雑な心理描写、ヒッチコック風の緊張感が高く評価され、トーマス・ハリスの小説をベースにした成功した映画作品の一つです。
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