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屋久島に永く時を刻む予感大。「屋久島1000年コーラ」

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永い刻を経て生成された屋久島の超軟水をはじめ、屋久島に自生している精油成分とミネラルが豊富な屋久島ウコン、種子島の黒糖と粗糖を使用。可能な限り屋久島産、鹿児島産を選び作られたクラフトコーラです。

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●キープレイヤー
ウコン、黒糖、粗糖、超軟水

●指標
甘さ・・・★★★★☆
スパイシーさ・・・★★☆☆☆
柑橘感・・・★☆☆☆☆
複雑性・・・★★★☆☆
*複雑性=味わいや香りの広さ、種類の多さ
余韻・・・★★★★☆   
*余韻=尾を引く味わいや香りの深さ、クセ

●お勧めシチュエーション
ウコンのクセに浸るべく、夜の食事や晩酌に

●1瓶で楽しめる杯数
並みグラスで、約10杯

●手に入れられる場所
主に「屋久島1000年コーラ」オンラインストア



ウコンを主役に仕立てた味わいや香りには、「屋久島を伝えよう」とする作り手の魂を感じます。つい浸ってしまうほどのクセもあり。


続けて、屋久島1000年コーラを実飲したり、クラフト性について探ってみます。どうぞ、お付き合いください。

1.概要

///素材/// ★=キープレイヤー
【スパイス・ハーブ】
シナモン、カルダモン、クローブス、屋久島ウコン(★)、コーラナッツ、
【甘味素材】
さとうきび(鹿児島県種子島産)(★)
【柑橘】
国産レモン果汁
【その他+α】
超軟水(★)

2021年4月にクラウドファンディングを開始。あっという間に目標を達成し、2021年6月にまずは支援者の元へその姿を現した、屋久島1000年コーラ。

原材料として記載されいてるモノは、8つ。それ以外も入っているかもしれないけど、クラフトコーラ界では、少ない。それは、キープレイヤーである屋久島産ウコンをはじめ、地産の素材を際立たせるため、でしょうか。

「世界遺産の島 ”屋久島” を知ってもらいたい」と、屋久島の恵みを1瓶の中に詰めたその想い。実飲しながら、その姿を紐解いていきましょう。

2.実飲

〰蓋を開けた香り

吸い込むと、ウコンの香りがしっかりとやってきます。

薬のような、あるいは異国情緒を感じるような。スパイスといえど、エスニック料理でもあまり感じないような香りには、非日常のドキドキと期待感をつい抱いてしまいます。

〆——

🍷味わい

その軽やかな飲みあたりに、いい意味で驚き。

ウコンとさとうきび(黒糖)が効いた、ビターで甘い香りと味わいはこのクラフトコーラの主役ではあるものの、超軟水や粗糖が働いているのか、すっきりとした感覚もあります。

屋久島を伝えたい想いの大きさは特大でも、その”クセ”を僕らが触れやすい状態に仕立ててくれている。そんな気概を感じます。

3.クラフト性

屋久島1000年コーラのクラフト性は、多岐にわたります。

屋久島の超軟水やウコンを素材につかい、それらが主役となるような仕立て。そして、ラベルやシール、箱にある屋久島縄文杉...。

そういった”屋久島らしさ”を、あらゆるところに反映しているのです。それだけではなく、クラウドファンディングのレポートや公式サイト、SNSで、それぞれの紹介を詳細にしてくれています。つまり、”文化を伝えようと、抜かりなく表現している”。

「1000年」という名だって、そうです。

曰く、「屋久島の刻を感じさせ、永きに渡って愛されるものになってほしい」という想いが込められています。

この”永く”というスローガンを象徴するものとして、樹齢何千年も生きる「木」(屋久島縄文杉)を選んでいるところは、とてもしっくりくるものがあります。

そして、木の寿命に関係しているのは、恵まれた雨による豊富な水。木の養分として機能する屋久島の水は、屋久島1000年コーラでももちろん活躍しています。

あらゆるところに表現を感じるわけです。

〆——

もう一つ、欠かせないエピソードがあります。屋久島1000年コーラが生まれるまで、の話です。

2020年8月、屋久島1000年コーラの前身(といっていいかわからないですが)となる『屋久島コーラ』と出会いました。

ウコンを効かせたビターで甘く、パンチのあるテイストに惚れてしまい、鯉淵が初めて開いたイベント「全国クラフトコーラ飲み比べ」の銘柄に選ばせてもらいました。

そんな夏を経て、「この先も推していきたいなあ」と思っていた矢先、『屋久島コーラ』が営業停止になってしまったのです。詳細はわかりませんが、内部で様々な事情があったのでしょう。
今の屋久島1000年コーラのプロデューサーでもある日髙さんは、元はこの屋久島コーラの仕掛け人。誠心誠意ものづくりをしてなされてましたから、どれだけ辛かったか、想像に難くありません。

そんな紆余曲折あり、その後の度重なる試行錯誤あり、屋久島1000年コーラはアップデートして、この世に現れたわけです。「再始動します」という報告をもらったときの、嬉しさたるや。

「永きに渡って愛されるものを目指します」という経緯でつけた「1000年」というタイトル。そこには、一度抗えない壁に弾かれたひとりの人間が、次は絶対に根付かせると決めた覚悟がのっています。

そんな魂も、屋久島1000年コーラの魅力も、もっと伝えたいですが、いったんここまで。

僕が出来るのは、屋久島1000年コーラと、よい出会い方をしてもらう、ただそれだけです。

〆——————

Shall you , YAKUSHIMA millennium COLA?


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