「おしゃれ着用洗剤」〜そろそろ呼び名が変わるといいなぁ〜
夏日が続く今日この頃。サラサラの綿や麻の服に袖を通したくなりますね。
でも、そこでちょっと躊躇するのが、洗濯でのしわしわヨレヨレ問題。
もちろんこんなに暑くちゃアイロンはかけたくなーい!
そこで、サリクラフトではこんなPOPを付けています。
前にもお話しした「おしゃれ着用洗剤」を日常使いすること。
綿や麻のしわしわヨレヨレ問題には、やっぱりこれが一番のおススメなんじゃないかなぁ、と思うのです。
でも、毎日のようにお客さまと繰り返す会話…
お客さま:「おしゃれ着用洗剤って、毛糸洗い用でしょ?」「手洗いしなきゃいけないんでしょ?」
サリ:「いえいえ、『おしゃれ着用洗剤』をいつもの洗剤と同じように洗濯機に入れ、標準モードで洗ってみてください。脱水は1分以内。そしてピーっと鳴ったらスグに干す!」
多くのお客さまは黙っちゃいます。
今までしてきたことと違うことを急に言われても… 困っちゃいますよね。
でもいつも思うんですけど…
この「おしゃれ着用洗剤」という呼び名、ここが変わるとお伝えしやすいんじゃないかな?って。
たとえば
「綿や麻のお洗濯におすすめ!」
「布に優しくお洋服が長持ち」
「シワになりにくく、ふんわり仕上がる」
「お洗濯でサスティナブル・デイズ」 とか…。
それには、洗剤のジャンルも「3タイプ」に分かれるようになるといいですね。
① 汚れや菌もしっかり落とす/強力洗浄
②綿や麻など自然素材に/仕上がりふんわり&長持ち
③ウールやシルクに/おしゃれ着用
こうなると… メインの洗剤に②を選ぶ人も増えるのでは?
よっぽど汚した時は①、本当に繊細な素材は③を使って分け洗いする。
②がメインになると、お気に入りの服がグンっと長持ち。そして、しわしわヨレヨレ問題のストレスともサヨナラして、綿や麻を気軽に着られるようになる。
除菌したい場合はスプレーを併用する。
今のおしゃれ着用洗剤の多くは、弱い水流でもブクブク泡立つように出来ているようなので、この泡立ちを少し抑えてもらえればそれだけで②になれる気がしています。
そして、節水のためにすすぎは1回。
石油系ではなく、Happy Elephant のように自然由来の洗剤成分ならさらに安心。
もちろん、洗濯化学のプロの手によって、②がさらにミラクル進化し、より良くなってくれたらもっと嬉しい♪
なにであっても、3タイプあると真ん中を選びたくなるような気がするんですよね。安心感もありますし。
何年かして… この3タイプのジャンル分けが、洗濯洗剤業界で普通になっていたらいいなぁ。
洗濯機もそれに合わせたモードが出来ればなお嬉しい。
それまでは、小ちゃな店で根気強くお客さまといつもの問答を繰り返しますね。
「毛糸用でしょ?」「いえいえ…」って(笑)
だって… デザインや色柄、素材を気に入ってお買上げいただく服。ぜひヘビロテで着つつ、長く楽しんでいただきたい。糸へんの業界で働き続ける者の、品物とお客さま両方への愛情です。
洗剤メーカーのみなさーん!
綿や麻の服を扱う店からのご提案です〜
と、いつもの洗濯の話はここまでで…
先日サリクラフトで新しくスタートした「etltil」というシリーズについて、凛さんと一緒にお話ししました。
次回をお楽しみに♪
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