詩の真似事「Something ain't quite right」

人間、属することからは逃れられない
死んでも数えられてしまう
数えられてしまうんだ

何かが完全に間違っていた夜
立ち並ぶ街路樹を横目に帰路に着く
綺麗に植えられて整えられて
いつからそこに居たんだ?

"明るく振る舞えば気付かれないさ"
何かが完全に間違っている
それが俺とは思わなかった
いつまで繰り返すつもりだ?

雑巾のように絞られる胸から滴る感受性の泉。
もう二度と出会うことはない。

人間、属するってことからは逃れられない
死んでも数えられてしまう
数えられてしまうんだ


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