見出し画像

【#199】小さなこと

数十cm

 前回、ルーターやモデムの電源を抜き差しすることで、インターネットの速度を回復したという記事を書きました(【#198】時を忘れて)。21世紀の文明社会に生きている者として、そんなやり方が正解なのかどうかは分からないのですが、インターネットの速度が倍速になったということと同じぐらい、このことが爆速で解決したことが嬉しかったのです。

 そして思い出したことが、上記のような原始的な解決方法ではなく、物理的な方法でインターネットを爆速にしたことです。2022年の夏頃、夕方や日曜・祝日になるとインターネットが混み合うためか、かなり速度が落ちていました。コロナ禍から礼拝を配信していたので、大きな問題です。時間をかけていろいろと調べて、プロバイダーとも相談しても断言はしてくれないのですが、当時は確か月々2-300円のオプション契約だったので、試しにIPv6の契約をしました。

 ところが、全く早くなりません。以前と速度は変わりません。LANケーブルもカテゴリ6に替え、ルーターもIPv6仕様のものに替えたのに、です。しばらく呻吟して思い至りました。1箇所だけ古いLANケーブルを使っていたのです。それは下の画像のモデムとルーターを結ぶ数十cmの短いLANケーブルのカテゴリが、かなり低かったのです。そこでカテゴリ6に買い替えたところ、無事に爆速となり、IPv6の恩恵にあずかることとなりました。

▲ 右の黒いモデムと左の白いルータをカテゴリ6のLANケーブルに交換(2022年8月)

小さなことが

 会堂の前方や2階につながる長いLANケーブルは、全てカテゴリ6に買い替えていたのに、大元の数十cmが低いカテゴリだったために全体を詰まらせる(?)ことになっていたようです。

 ほんの少しのことが、全体に良くない影響を与えることがあります。小さなつぶやき、まさに小言と呼ばれるもの、などなど。しかし反対に、小さなことでも全体に良い影響を与えることもあります。

 例えば昨日の委員会の最初に近況を短く分かち合う中で、ある方は「今年も1日の終りにその日の感謝を3つ、ノートに書いていきたい」と言われていました。1日3つですが、1年で1095の感謝になり、確かに人生を豊かにするだろうなあと思います。

 さあ、明日は主日礼拝です。今朝もマイナス23度が最低気温の北見で、朝から妻が「どこもかしこも寒すぎる」と言っている中ですが、体も心も縮こまってしまわないように、恵みや喜びを詰まらせているものを聖霊によって取り除いていただき、神の愛に満たされたいと願っています。

今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?