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バンコクの空

ベルリッツのレッスンが終わった。ソファーに寝ころび、空を見上げる。東京の空と似ている。異国の地に一人で来たが、空は変わらない表情で私を見下ろしている。場所は用意されている。あとは自分がどう頑張るか、それだけだ。

空といえば、昨日Amazon Primeで映画『バニラ・スカイ』を観た。2001年のアメリカ映画で、トム・クルーズキャメロン・ディアスペネロペ・クルスが出演している。

トム・クルーズ演じる主人公はイケメンで金持ちでモテモテだが、事故のケガで醜い姿に。そこから”悪夢”が始まる。しかし最終的に自分の人生を自分の選択で取り戻す。ラブロマンス風人生哲学物語。ストーリー展開が少し複雑で取り残されたが、エンターテインメント性・メッセージ性・アート性のバランスが絶妙で、とても面白いと思った。

内容以外で良かったのは2つ。1つは、トム・クルーズとペネロペ・クルスが美男美女すぎる!ということ。途中からストーリーについていけなくなったのも、この二人の顔面を眺めることに集中し過ぎたからな気がする。中盤から話がラブロマンスから離れていくけど、前半のラブロマンス展開で一本映画を見てみたいと思った。

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もう1つは、使用されている音楽。Jeff BuckleyR.E.M. Red House Paintersなど90年代の好きなアーティストが使われていて楽しむことができた。中でもやっぱりJeff Buckleyの"Last Goodbye"は名曲。悶々とした大学生時代に田舎で聴いていたことを思い出した。

隔離中、たくさん映画を観よう。

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