CQ出版Interface編集部

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モニタリングはもちろん異常検知や画像認識,イントロダクション 外部装置駆動まで! 実用レベルのIoT データ・サーバを個人で作れる時代

土屋 健  IoT(Internet of Things)時代と言われて随分経ち,その間にIoTデバイスの開発環境も整ってきました.センサのデータを取得して無線伝送するマイコン・プログラムであれば,ライブラリやサンプルが充実していることから,容易に作れるようになりました.そうなると次は,データをためておくサーバが欲しくなります.特集ではデータ蓄積・解析用サーバの作り方を紹介します. 個人でデータ・サーバを作れる条件が完全に整った● 100 点に近いIoT環境が整った  現

    • 網羅的探索…スライド・パズルとルート・パズル

      牧野 浩二  今回はゲームAI を扱います.ひと言で「ゲーム」といっても種類がたくさんありますが,今回対象とするのは「パズル・ゲーム」です.2 種類のパズル・ゲームを取り上げて,これをプログラムで解いてみます.パズル・ゲームを解くために,幅優先探索や深さ優先探索といった探索アルゴリズムを用いるので,各アルゴリズムの概要やプログラムについても説明します. また,パズル・ゲームを解くためのプログラム作成には,ナップザック問題を解くためのプログラムを応用しましたので,ナップザック

      • 骨格推定ライブラリとしてよく使われているOpenPoseを試す

        牧野 浩二  骨格推定ライブラリとして大学や研究所で利用されているOpenPose を使って,人間が写っている1 枚の画像から頭や手足を認識し,骨格を描画する方法を紹介します.本稿の方法を応用すれば,人間の頭や手足の座標を得ることができるので,画像や動画から人間がどこにいるのか,どんなことをしているのかなどが解析できるようになります. 1.できること● 人間の頭や手足の位置を推測できる  OpenPose を用いると,図1−1 のように人間の頭や手足の位置を見分けることが

        • LSTMアルゴリズムを使った自動作文

          牧野 浩二  今回は文章を学習して新しい文章を作る「自動作文」 を紹介します.この自動作文を実現するためには,リカレント・ニューラル・ネットワーク(RNN)を基にした「LSTM(Long Short Term Memory)アルゴリズム」を使います.ここでは1時間以内に学習が終わる文章を扱いましたが,たった1時間の学習でもある程度意味の通る文章を作ることができたので,ぜひ試してみてください.また,プログラムをチューニングして長短問わず,いろいろな文章を作ってみてください.

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